前日の米新規失業保険申請件数への反応は行き過ぎ＝米国株

NY株式9日（NY時間11:59）（日本時間00:59）
ダウ平均　　　39389.22（-57.27　-0.15%）
ナスダック　　　16631.96（-28.06　-0.17%）
CME日経平均先物　35125（大証終比：+75　+0.21%）

　ＮＹ時間の昼に入って、ダウ平均、ナスダックとも横ばいでの推移となっている。序盤は下げて始まったものの、直ぐに前日付近まで戻している。ただ、上値を追う動きまではいまのところ見せておらず、週初の急落から戻してはいるものの、米経済指標など、その先のデータを待ちたい雰囲気も出ている。

　前日の米株式市場は、新規失業保険申請件数が予想を下回ったことをきかけに買い戻しを強めていたが、行き過ぎた反応だったのではとの指摘も出ている。

　新規失業保険申請件数は２３．３万件と予想よりも７千人ほど少なかったが、株式市場の反応は理に適ったものではなかったという。逆に、このことは今後数週間、市場のニュースやデータに対するボラティリティが高まり、過剰な反応が見られる可能性が高いことを暗示していると注意を促している。

アップル<AAPL>　214.68（+1.37　+0.64%）
マイクロソフト<MSFT>　404.04（+1.35　+0.34%）
アマゾン<AMZN>　166.91（+1.11　+0.67%）
アルファベットC<GOOG>　161.59（-2.25　-1.37%）
テスラ<TSLA>　196.60（-2.24　-1.13%）
メタ<META>　512.17（+2.54　+0.50%）
ＡＭＤ<AMD>　133.10（-3.22　-2.36%）
エヌビディア<NVDA>　104.07（-0.91　-0.86%）
イーライリリー<LLY>　894.32（+49.01　+5.80%）

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

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