大同特鋼が続伸、ステンレス鋼・自由鍛造品の受注拡大で4~6月期営業15%増益
大同特殊鋼<5471>が続伸している。29日の取引終了後、25年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。売上収益は前年同期比0.1%増の1420億9400万円、営業利益は同15.2%増の100億6700万円、最終利益は同3.8%増の67億7600万円となった。営業利益が2ケタの伸びとなった同社の株価は、PBR(株価純資産倍率)が0.7倍台と1倍を下回っている。配当利回りは3%台とまずまずの水準で、買い安心感が広がったようだ。自動車関連の特殊鋼の受注は減少したものの、ステンレス鋼の受注は堅調に推移した。自由鍛造品は航空機産業やエネルギー産業での需要が増加し、受注が大幅に拡大した。清算手続き中の中国磁石子会社で追加費用が発生しながらも、営業増益につなげた。
出所:MINKABU PRESS
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