ビプロジーが続伸し上場来高値に接近、DX需要追い風に4~6月期最終12%増益
BIPROGY<8056>が続伸し、1999年につけた上場来高値に接近した。29日の取引終了後、25年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。売上収益は前年同期比10.6%増の883億5200万円、最終利益は同12.1%増の48億9200万円となった。また、30日朝の東証の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)において、前日終値4569円で取得総数300万株(自己株式を除く発行済み株式総数の3.0%)、取得総額137億700万円を上限に自社株買いを実施するほか、自社株900万株について8月30日に消却する。増収増益を確保したことに加えて、資本効率の向上に向けた取り組みへの評価もあり、買い安心感が広がったようだ。
4~6月期はDX(デジタルトランスフォーメーション)関連の需要が旺盛となるなかで、アウトソーシングや製品販売を中心に増収となり、基幹システムの刷新などの一過性コストによる影響をカバーした。自社株買いは、三井物産<8031>が保有するビプロジーの株式の売却による需給面への影響を緩和することなどが目的。東証の自己株式立会外買付取引情報によると、ビプロジーは30日、244万8500株について1株4569円で買い付けを行った。
出所:MINKABU PRESS
4~6月期はDX(デジタルトランスフォーメーション)関連の需要が旺盛となるなかで、アウトソーシングや製品販売を中心に増収となり、基幹システムの刷新などの一過性コストによる影響をカバーした。自社株買いは、三井物産<8031>が保有するビプロジーの株式の売却による需給面への影響を緩和することなどが目的。東証の自己株式立会外買付取引情報によると、ビプロジーは30日、244万8500株について1株4569円で買い付けを行った。
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