信用
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)のみができる銘柄
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3926 オープンドア

東証P
667円
前日比
+16
+2.46%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
4.31 74.36
時価総額 209億円
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<動意株・24日>(大引け)=サイゼリヤ、ジーダット、UNEXTなど

 サイゼリヤ<7581>=大幅高で新値街道復帰。外食業界では原料価格高騰などに伴い物価上昇圧力がかかっているが、同社は国内で価格を据え置き消費者ニーズを捉えており、24年8月期第3四半期(23年9月~24年5月)は本業のもうけを示す営業利益が前年同期比2.8倍の100億6500万円と大幅な伸びを達成している。足もとの円高進行で半導体などの輸出主力株が手掛けにくいなか、内需系の好業績株への資金シフトが顕在化しており、「同社をはじめ外食産業はコロナ禍前の水準を上回る業績で見直しムードが強い」(中堅証券ストラテジスト)という。また、「(同社株は)国内証券系調査機関の評価が軒並み高い点もポイント。直近(23日付)では野村証券が同社の投資判断を『Buy』とし、目標株価を7400円から7700円に引き上げたことも好感されているようだ」(同)としている。

 ジーダット<3841>=ストップ高。23日の取引終了後、台湾積体電路製造(TSMC)<TSM>のオープンイノベーションプラットフォーム(OIP)でのEDA(エレクトロニック・デザイン・オートメーション)アライアンスに加入したと発表。今後の業績へのポジティブな効果を期待した買いが入ったようだ。ジーダットはTSMCと協力し、さまざまなアプリケーションのカスタム設計技術において迅速・高品質な対応を実現するとともに、主力製品のSX-Meisterを通じ、TSMCの顧客へのサポートを強化する。

 U-NEXT HOLDINGS<9418>=動意づく。同社は23日取引終了後、8月に開幕する2024~25シーズンから30~31シーズンまでの7年間、イングランドのプロサッカー1部リーグ(プレミアリーグ)及び長い歴史を誇るカップ戦「エミレーツFAカップ」の国内独占配信権を取得したと発表。これが買い手掛かりとなっているようだ。同社はプレミアリーグ配信権取得を機に、コンテンツ配信サービス「U-NEXT」でサッカーコンテンツに特化した新プラン「U-NEXTサッカーパック」を8月9日から提供する予定。これにより、ARPU(ユーザー1人あたりの売り上げ)の向上及びユーザー基盤の拡大を図るとしている。

 イーグル工業<6486>=物色人気で2000円大台乗せ。一気に年初来高値を更新した。23日の取引終了後、25年3月期の連結業績予想について、営業利益を82億円から95億円(前期比17.2%増)へ、純利益を71億円から80億円(同6.8%増)へ上方修正し、あわせて年間配当予想を中間・期末各40円の年80円から中間・期末各45円の年90円(前期80円)にすると発表したことが好感されている。半導体業界向け事業の回復が遅れる見通しから、売上高は1700億円から1690億円(同1.2%増)へ下方修正したが、欧州の自動車・建設機械業界向け事業が計画を上回る見通しであることに加えて、第1四半期において為替差益を計上することも寄与する。

 サンケン電気<6707>=大幅高で新高値。この日の寄り前、米国連結子会社アレグロ・マイクロシステムズ<ALGM>の株式の一部を、アレグロによる自己株式取得を通じて売却すると発表しており、売却益による業績への影響を期待した買いが入っているようだ。売却株数及び売却価額は未定だが、アレグロの発行済み株数の約20%相当を売却する予定で、アレグロ社は連結範囲から除外され持ち分法適用関連会社となる。また、売却による資金の使途として、株主還元や中計期間における資金需要、財務体質の抜本的改善などを挙げている。なお、アレグロの持ち分法適用関連会社化及び特別利益計上による影響を精査するため、25年3月期の業績予想をいったん取り下げた。

 オープンドア<3926>=上値指向強め3日続伸。23日の取引終了後、同社が運営する旅行比較サイト「トラベルコ」について、中国大手の旅行会社であるTongcheng Network Technology(江蘇省蘇州市)が運営する予約サイト「ly.com(エルワイドットコム)」との連携を開始したと発表し、材料視されたようだ。エルワイドットコムはこれまでも、オープンドアの多言語旅行比較サイト「Travelko」の航空券比較サービスに商品を掲載していたが、「トラベルコ」の国内航空券比較サービスでの連携開始により、予約先サイトや価格の選択肢が更に充実することとなるという。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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