郵船、東エレク◆今日のフィスコ注目銘柄◆
郵船<9101>
2025年3月期業績予想の修正を発表。売上高は2兆2900億円から2兆5700億円、営業利益を1650億円から2150億円に上方修正した。コンセンサス(1800億円程度)を上回る。中東情勢の緊迫で紅海を避けて遠回りとなるアフリカ南端の喜望峰周りの航路が定着し、コンテナ船の需給逼迫及び運賃市況が期初の想定を上回り、コンテナ船事業を運営する持分法適用会社OCEAN NETWORK EXPRESS PTE. LTD.において収支良化を見込んでいる。
東エレク<8035>
足もとのマドを空けての急落で、7月18日には29755円まで売られた。ただし、同水準に位置する200日線水準での底固めをみせており、週足では52週線接近で押し目狙いのスタンスに向かわせそうだ。先週の急落で週足のボリンジャーバンドの-3σを下回っており、売られ過ぎが意識されやすい。反発のきっかけ待ちのなか、週明けの米国市場でエヌビディアなど半導体株が買われた流れが支援材料になりそうだ。
《AK》
提供:フィスコ