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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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5852 アーレスティ

東証P
504円
前日比
-8
-1.56%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
125 0.24 5.56 40.95
時価総額 129億円
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株ブロガー・さなさえ:国策に売りなし!?「政府推進」で動くテーマ株と決算に注目したい株【FISCOソーシャルレポーター】


以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「さなさえ」氏(ブログ:『さなさえの麗しき投資ライフ』)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2024年7月10日15時に執筆

皆様、おはこんばんちは。猛烈な暑さに外出を避けたくなる日が続きますね。小さい頃、夏の猛暑とはせいぜい32~3度ぐらいだったような記憶があるのですが、大人になった今、都心部では37~8度以上の真夏日が通常となっているような気がします。ただでさえ男日照の身の上を省みつつ、「このまま干からびてなるものか」と空調をきかせた部屋でひとり筋トレに勤しむアラフォー女子…さなさえです。

夕刊フジ主催・株1GPグランドチャンピオン大会・準優勝(21年度)のアラフォー女性投資家が綴る当記事の連載も2年目…はや78回目です。今回も表題のコラムと共に、最近の注目株をご紹介していきます。

<買われない国策もある?>
先週7月5日、TV東京の番組「WBS」は、能登半島の地震で断水が長期化した事を受け、岸田総理が全国の重要施設における水道管の緊急点検を指示した事を報じました。「国策に売りなし」という相場格言通り、8日には水道関連株への物色が増え、日本国内で広く使われている水道のダクタイル管に注力する日本鋳鉄管<5612>がストップ高となるなどしましたが、本日10日まででその過熱感はおさまってきているように見えます。つまり、国策といえど、物色が続かなかった可能性があるという事ですね。

それが何故かといえば、今回の首相による指示はあくまで「重要施設に限定された点検し、その後予算を講ずる」という範疇であった事も要因であると考えられます。よくよく、国策におけるテーマ株物色の動きとは、その時々で動く「市場規模」によって左右される為、投資家はごくごく注意せねばいけませんね。わたしもたまにその見当がハズれ、ついつい急騰株を高値掴みして悔しい思いをする場合があります(涙)。

それでも「水道インフラの老朽化問題」については今に始まった事ではなく、厚生労働省によると耐用年数40年を超えた水道管は国内全体の約20%にも及び、向う約30年間でその交換費用は33兆円以上にも上ると言われているのですから、これら水道関連は息が長く、折を見ては物色される可能性はあると言えるでしょう。例えばわたしの場合、老朽化水道管を補修に定評のある日特建設<1929>、各種パイプラインを手掛ける栗本鐵工所<5602>、以前ご紹介した前澤工業と共に前澤給装工業<6485>、前澤化成工業<7925>…そして上下水道、農・工業用水などあらゆる分野で利用されるヒューム管を手掛ける日本ヒューム<5262>には引き続き注目してみたいと思っています。

<物色が続く国策テーマ&決算を見たい株>
さて、前述した水道関連とは別に、5月に政府が創薬ベンチャーの資金調達支援の環境づくりに動きだすとの報道から、7月現在に至るまで、がんなどの三大疾患やアルツハイマーなど、様々な『夢の特効薬』に期待するバイオ関連株が物色されているようです。それもそのはず、もしそんな薬が正式に認可されたとなれば…世の中は大きく変動し、その市場規模となれば言わずもがな…という訳です。それでは、残りのスペースで、わたしが直近で注目するバイオ株と、次期決算を見ておきたい株をササっとご紹介していきます。

まずバイオ株からは中国における線維症治療薬アイスーリュイなど、創薬における実績も持つジーエヌアイG<2160>です。同社は東証プライムへの変更申請への準備を行っている他、TOPIXの新規構成銘柄としても思惑もあります。また、がんを対象とした高機能抗体医薬品などを手掛けるペルセウスプロテオミクス<4882>、直近で岩谷産業<8088>と共に3D細胞製品技術の開発に成功したサイフューズ<4892>も動いていますね。そして個人の短期資金がことさらよく動いている事から、今年のIPOのChordia Therapeutics <190A>、PRISM BioLabも見ています。

また、今夏の決算を見ていきたいとチェック中の株からは…自動車向けダイカスト大手のアーレスティ<5852>、円安メリットにも期待したい精密ねじの日東精工<5957>と工業・家庭用ミシンを手掛けるJUKI<6440>。そして最後に、もう決算は通過となりましたが、先の5日に今期の収益回復の見通しと共に、26年度営業利益を30億円(見通し)とする新中計を発表したミタチ産業<3321>には注目していきたいと思います。

はい、今回は以上です。

ここ最近のわたしのブログでは、上記でご紹介した株以外にも「さなさえのひとり株1GP」として月毎の『注目3銘柄』をピックアップして、毎週末にその値幅を計測しています。もちろん株以外のネタも多種多様…怖いもの見たさでもお気軽にどうぞ (笑)。ではでは。Have a nice trade.

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執筆者名:さなさえ
ブログ名:『さなさえの麗しき投資ライフ』

《TY》

 提供:フィスコ

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