<みんかぶ・個人投資家の予想から>=「売り予想数上昇」4位に三菱重
「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」12日午後2時現在で三菱重工業<7011>が「売り予想数上昇」で4位となっている。
国の防衛費増額の恩恵を受ける主要企業として、三菱重の株価は6月以降、株価水準を大きく切り上げ、同月24日から11連騰の異彩高を演じた。7月8日に上場来高値2087円をつけた後は利益確定売りが上値を圧迫する形となっていたが、日本経済新聞電子版が10日の取引時間中、防衛省が自民党の合同会議において海上自衛隊の潜水手当の不正受給などの問題が確認されたと説明したとしたうえで、「海自の潜水艦乗組員らに対する川崎重工業の金品提供問題をめぐっては、三菱重工業や下請け企業など関連する企業も調査の対象とする」と報じると、下げ足を速めた。上昇基調が一服したと受け止めた投資家の存在が、売り予想数の増加につながったようだ。もっとも12日の同社株は、日経平均株価が一時1000円を超す下げとなるなかにあってプラスに転じる場面もあり、底堅い動きをみせている。
出所:MINKABU PRESS
国の防衛費増額の恩恵を受ける主要企業として、三菱重の株価は6月以降、株価水準を大きく切り上げ、同月24日から11連騰の異彩高を演じた。7月8日に上場来高値2087円をつけた後は利益確定売りが上値を圧迫する形となっていたが、日本経済新聞電子版が10日の取引時間中、防衛省が自民党の合同会議において海上自衛隊の潜水手当の不正受給などの問題が確認されたと説明したとしたうえで、「海自の潜水艦乗組員らに対する川崎重工業の金品提供問題をめぐっては、三菱重工業や下請け企業など関連する企業も調査の対象とする」と報じると、下げ足を速めた。上昇基調が一服したと受け止めた投資家の存在が、売り予想数の増加につながったようだ。もっとも12日の同社株は、日経平均株価が一時1000円を超す下げとなるなかにあってプラスに転じる場面もあり、底堅い動きをみせている。
出所:MINKABU PRESS