<注目銘柄>=CTS、建設業向けICT需要は一段と拡大
シーティーエス<4345>は建設業向けのICT(情報通信技術)サービスで需要の更なる拡大が想定されるとあって、中期的な観点で手掛けたい。同社はクラウドを中心としたICTやIoT(モノのインターネット)の活用により、人手不足が深刻化する建設現場の業務改革を支援するデジタルデータサービス(DDS)事業の成長に取り組んでいる。25年3月期の売上高は前期比8.2%増の120億円、最終利益は同6.5%増の19億8000万円を予想。ともに過去最高となった前期を上回る水準を見通すほか、中期経営計画では26年3月期に売上高を140億円、営業利益を36億円(25年3月期見通しは30億円)に伸ばす目標を掲げている。
土木系とともに建築系、地場ゼネコンとともに広域ゼネコンへと顧客ターゲット層を拡大する戦略で、現場業務の遠隔支援サービス「サイトアシストパッケージ」の導入拡大を狙う。配当利回りは3%台。昨年12月に安値618円を形成後は戻りを試す展開となっており、25日移動平均線を下回った局面では押し目買いに動きたい。(碧)
出所:MINKABU PRESS
土木系とともに建築系、地場ゼネコンとともに広域ゼネコンへと顧客ターゲット層を拡大する戦略で、現場業務の遠隔支援サービス「サイトアシストパッケージ」の導入拡大を狙う。配当利回りは3%台。昨年12月に安値618円を形成後は戻りを試す展開となっており、25日移動平均線を下回った局面では押し目買いに動きたい。(碧)
出所:MINKABU PRESS