東エレクなど半導体主力株が売られる、SOX指数急落と円高で利食い急ぎの動き顕在化
東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>など半導体製造装置関連大手がウリ気配スタートで大きく下値を探る展開を強いられている。前日の米国株市場ではハイテク株に利益確定売りがかさむ展開となり、特に半導体関連セクターの下げが顕著となった。エヌビディア<NVDA>やアプライド・マテリアルズ<AMAT>などが大幅安となり、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が3.5%安と急落。これを受けて、東京市場でも同関連株に対する売りを誘発している。外国為替市場では、足もとドルが買い戻されているとはいえ、一時1ドル=157円台まで一気に円高に振れたことも逆風材料となっている。
出所:MINKABU PRESS
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