新興市場銘柄ダイジェスト:INCは続伸、ジェイドGが急騰
<4014> カラダノート 575 +1
続伸。4日、女性の産後ケア支援を目的として三菱地所が手がける産後ケアサービス「YUARITO(ユアリト)」とともに子育て応援キャンペーンを実施すると発表し、好感されている。カラダノートのメルマガ会員に、三菱地所の都心宿泊型産後ケアサービス「YUARITO」の割引クーポンを配布する。クーポン利用で「YUARITO」利用料金の3%分を割引する。三菱地所は24年7月より同サービスの提供を開始し、11月までの提供を通して事業検証を深め、その後の本格事業化を目指している。
<4477> BASE 275 +6
3日ぶりに反発。4日の取引終了後、ネットショップ作成サービス「BASE(ベイス)」において、今夏に国内ネットショップ作成サービス初のショップ間ドロップシッピング機能「販売パートナー App」を提供開始すると発表し、好感されている。「BASE」を利用するショップ間での委託販売連携を可能にする機能で、商品制作が得意な「ブランドショップ」とセールスが得意な「セレクトショップ」が連携することで、商品制作への集中や、販促強化などそれぞれの強みを活かしたネットショップ運営が可能になる。
<7078> INC 716 +22
続伸。本日、SHAKE EntertainmentとAIとWeb3分野の事業開発を共同で進めるための包括的パートナー契約を締結したと発表し、好材料視されている。このパートナーシップにより、同社グループのメディアやコンテンツ企画力と、SHAKEの先進的なエンターテイメント分野における技術を掛け合わせ、クロスボーダーな事業の共同創出を目指す。
<7072> インテM 1130 +7
急騰。4日、ディグラム・ラボおよびライフネット生命保険と共同で、生成AI(人工知能)技術を活用した取り組みを開始したと発表したことを好材料視されている。ディグラム・ラボと共同開発したOpen AIベースの生成AI「ディグラム 5 powered by GPT-4」を活用したコンテンツ「性格診断 未来ミエル化相談室」をライフネット生命の公式LINEアカウントに設置し、生命保険検討における顧客とのコミュニケーションのさらなる高度化を目指すという。
<3558> ジェイドG 1922 +297
急騰。3月に連結子会社化したマガシークについて、3月営業利益は2100万円の赤字(前年同期は2000万円の赤字)、同4月は5600万円(同700万円の赤字)、同5月は8900万円(同600万円)と、M&A後の統合が順調に進行している結果、マガシーク単月の営業利益もM&A翌月以降改善している事を確認できたため、速報値として報告した。2月29日に開示されたマガシークの営業利益水準が減益トレンドで、22年度の当期純利益が0円だったため、M&Aで利益増に繋がるのかとの懸念があったが払拭された形に。
<4418> JDSC 704 +18
反発。国内初の技術実証公募として環境省に採択された「ネイチャーポジティブ(自然再興)とカーボンニュートラルの同時実現に向けた再生可能エネルギー推進技術等の評価・実証事業」を東急不動産、石勝エクステリア、リエネ各社と共同で推進すると発表した。環境省がエネルギー対策特別会計によるCO2削減の一環として実施するもので、再エネ事業地の太陽光パネル下部の植生管理を適切に行い、植物の蒸散作用によるパネル温度の低下や施設周辺の自然生態系を豊かにする取り組みの導入拡大を目的としている。
《ST》
提供:フィスコ