話題株ピックアップ【昼刊】:ダイドー、ユーグレナ、データセク
■ダイドーリミテッド <3205> 1,095円 +150 円 (+15.9%) ストップ高 11:30現在
ダイドーリミテッド<3205>がストップ高。同社は4日の取引終了後、25年3月期の配当予想の修正を発表した。今期の年間配当予想を95円増額して100円(前期は2円)に見直した。27年3月期までの3年間は年間100円の配当実施を基本方針とする。加えて自社株取得方針も示しており、これらをサプライズ視した買い注文が大量に集まっている。同社は投資ファンドのストラテジックキャピタル(東京都渋谷区)との定期的な面談を通じ、企業価値の向上策について意見交換を進めていた。また、南青山不動産(同)とそのグループ会社の大株主、村上世彰氏とも企業価値の向上に向けた議論を行っていた。株主の意見を踏まえ、一定期間内の配当の増額とともに自社株買いを決議した。自社株買いは最大50億円程度を想定。詳細が決まり次第、速やかに開示するとしている。
■ユーグレナ <2931> 563円 +55 円 (+10.8%) 11:30現在 東証プライム 上昇率トップ
ユーグレナ<2931>は急騰。4日の取引終了後、中性子線を照射することで、バイオ燃料の原料となる油脂の生成量を増やすことが可能な藻類の品種改良を行うことに世界で初めて成功したと発表。これを材料視した買いが膨らんでいる。今回の取り組みは日本電信電話<9432>との共同研究によるもの。品種改良によって藻類の油脂生成量は最大1.3倍に増加したという。今回確立した品種改良技術は温室効果ガスの削減など、気候変動問題の解決に向けて広範囲での活用が期待されるとしている。
■データセクション <3905> 2,019円 +189 円 (+10.3%) 11:30現在
データセクション<3905>が反発している。同社は4日、新経営戦略のひとつの柱として「AI・インフラストラクチャー・グローバル・インベンストメント・ファンド」を設立すると発表しており、これが材料視されているようだ。ファンドからの投資を通じて、国内だけでなく欧州地域などグローバルベースでも最先端の人工知能(AI)データセンターの建設を推進していくとともに、AIデータセンターの運営及びAIクラウドサービスビジネスの展開を各パートナーと連携して進めるとしている。
■キユーピー <2809> 3,348円 +184 円 (+5.8%) 11:30現在 東証プライム 上昇率6位
キユーピー<2809>が続急伸し年初来高値を更新している。4日の取引終了後、24年11月期の連結業績予想について、売上高を4800億円から4860億円(前期比6.8%増)へ、営業利益を310億円から340億円(同72.6%増)へ、純利益を174億円から207億円(同57.1%増)へ上方修正し、あわせて期末配当予想を27円から31円に引き上げたことが好感されている。中国・北米・東南アジアが想定を上回って伸長していることに加えて、調味料の新価格の定着により、上期において市販用、業務用、海外それぞれのセグメントで売り上げが伸長したことが要因。また、それに伴い収益改善が想定を上回って進捗していることも寄与する。なお、年間配当は54円(前期50円)となる予定だ。同時に発表した第2四半期累計(23年12月~24年5月)決算は、売上高2368億3400万円(前年同期比7.5%増)、営業利益188億8200万円(同2.8倍)、純利益125億1300万円(同2.6倍)だった。
■日本システム技術 <4323> 1,674円 +38 円 (+2.3%) 11:30現在
日本システム技術<4323>は8日ぶりに反発している。4日の取引終了後、循環型養殖設備の販売を行うLand Aqua Culture Innovation(沖縄県浦添市、以下「LAC社」)への出資を実施したと発表しており、好材料視されている。LAC社が発行するA種株式2万株(発行済株式の37.5%)を取得した。沖縄県における陸上養殖ビジネスの成長を図るのが狙いで、出資を通して海洋資源の持続可能な管理と活用を進めるとともに、陸上養殖技術の更なる革新を目指し、他地域への技術拡散を推進するとしている。
■BASE <4477> 275円 +6 円 (+2.2%) 11:30現在
BASE<4477>が3日ぶりに反発した。4日の取引終了後、ネットショップ作成サービス「BASE」において、ショップ間での委託販売連携を可能にする機能「販売パートナー App」の提供を今夏に開始すると発表。これを材料視した買いが株価を支援したようだ。在庫を持たずにネットショップを運営できる「ドロップシッピング」を実現する。商品を制作する「ブランドショップ」と、販売を手掛ける「セレクトショップ」をマッチングすることで、セレクトショップは在庫を持たずにブランドショップの商品を販売することが可能となるという。
■ソフトバンクグループ <9984> 11,300円 +110 円 (+1.0%) 11:30現在
ソフトバンクグループ<9984>が8連騰。上場来高値を連日で更新している。日経平均株価が前日に史上最高値を更新し、全体相場の先高観が広がるなか、指数先物への断続的な買いが入っており、日経平均のウエートの高い同社株の押し上げに寄与している。更に、傘下の英アーム・ホールディングス<ARM>を通じ、今後ソフトバンクGがAI関連事業への収益を拡大させるとの期待もあって、幅広い投資家の資金流入を誘っているようだ。
■オンワード <8016> 582円 -43 円 (-6.9%) 11:30現在 東証プライム 下落率トップ
オンワードホールディングス<8016>は反落。6月25日の直近高値形成後に株価は調整色を示し、今週に入ってから75日移動平均線がサポートする動きだったが、足もとここを下放れる格好となった。同社は4日取引終了後に25年2月期の最終利益予想の修正を発表、従来見通しの80億円から82億5000万円(前期比25%増)に増額した。基幹ブランドの「23区」が好調なほか、機能性を追求した新規ブランドなども収益に貢献している。持ち分法適用関連会社のアパレル企業の業績の伸びが顕著となり、持ち分法による投資利益増大が利益に反映される。ただ、売上高や本業のもうけを示す営業利益段階では従来見通しを据え置いたこともあり、買い気は盛り上がらなかった。
■アークス <9948> 2,722円 -164 円 (-5.7%) 11:30現在 東証プライム 下落率2位
アークス<9948>は安い。1月安値(2772円)を下回り約半年ぶりに年初来安値を更新した。4日取引終了後、3~5月期連結決算について売上高が前年同期比4.1%増の1488億2400万円、営業利益が同2.8%減の38億7000万円と発表。減益を嫌気した売りが出ている。既存店売上高が増加した一方、ポイント還元制度の変更による販売費増などが利益面で響いた。通期の増収・営業増益見通しは据え置いた。
■サンバイオ <4592> 1,034円 -46 円 (-4.3%) 11:30現在
サンバイオ<4592>は売り買い交錯、朝方はカイ気配スタートで1100円台まで水準を切り上げる場面もあったがその後は値を消した。6月13日にストップ高に買われたのを皮切りに、急騰相場に突入したが、その後は上下に荒い値動きで、需給相場の様相を呈している。同社が開発を進める再生細胞薬候補の「SB623」などを巡る思惑が株価を振り回す格好だが、直近では4日取引終了後にSB623が神経活動とネットワーク形成を促進することを示した論文がNeuroscienceに掲載されたことを開示、これを手掛かり材料に投資資金が攻勢をかけている。ただ5日移動平均線近辺の時価は強弱観も対立しており、上値では戻り売りが厚い。
■ホンダ <7267> 1,750円 -41 円 (-2.3%) 11:30現在
ホンダ<7267>が3日ぶりに反落した。4日の取引終了後、損保大手などによる株式売り出しを承認したと発表した。2日に一部で事前に報じられており、株式需給への悪影響に対する懸念が広がっていたが、会社側の発表を受けて改めて売り直しの流れとなっている。売出株式数は2億5987万9700株で、需要状況に応じ上限3898万1900株のオーバーアロットメントによる売り出しも行う予定。売出価格は17日から22日までのいずれかの日に決める。
■G-FACTORY <3474> 681円 +100 円 (+17.2%) ストップ高 11:30現在
G-FACTORY<3474>がストップ高の水準となる前営業日比100円高の681円に買われた。2018年8月以来の高値圏に浮上している。4日に水産庁がニホンウナギの完全養殖技術の研究成果に関する報告会を行ったと国内メディア各社が報じている。稚魚となるシラスウナギの生産コストを大幅に引き下げたなどとする研究成果が公表され、商業化への期待が膨らんでいる。飲食店向けの経営サポート事業を展開するG-FACは、グループでうなぎ料理の「名代 宇奈とと」を展開しているとあって、思惑買いが集まり株高に弾みがついたようだ。
■ジェイドグループ <3558> 1,896円 +271 円 (+16.7%) 11:30現在
ジェイドグループ<3558>は大幅高。4日の取引終了後、3月に子会社化したマガシークについてM&A翌月以降、単月の営業利益(速報値)が改善していると発表した。3月に2100万円の赤字だったマガシークの営業損益は4月に5600万円と黒字に転換し、5月は8900万円になったという。これを好感した買いが入っている。
■インテM <7072> 1,180円 +57 円 (+5.1%) 11:30現在
インティメート・マージャー<7072>は商い伴い急動意。4日の取引終了後、ライフネット生命保険<7157>、心理学とマーケティングリサーチを組み合わせたアプローチで性格診断事業を展開するディグラム・ラボ(東京都港区)の2社と共同で、生成AI技術を活用した取り組みを開始したと発表。これが買い材料視されている。生成AIを活用したコンテンツ「性格診断 未来ミエル化相談室」を、ライフネットの公式LINEアカウントに設置した。これを皮切りに生命保険の検討における顧客とのコミュニケーションの高度化を目指す。
■ドーン <2303> 2,136円 +78 円 (+3.8%) 11:30現在
ドーン<2303>が大幅高。同社は地理情報システムの開発及びクラウドサービス事業を展開し、業績は増収増益基調を長期にわたって続けている。4日取引終了後に電気通信工事大手のエクシオグループ<1951>と官公庁向け防犯分野で業務提携することを発表した。ドーンは防犯分野のソリューションにおいて、映像機器から得られる情報にエッジAI技術を活用した社会課題解決サービスの創出に向け研究を推進中。そうしたなか、今回の提携で両社が保有する技術、リソース、導入拡大ノウハウを組み合わせることにより、エッジAI技術を用いた「防犯」分野に関するソリューション開発、サービス導入拡大を共同で進める構えを見せている。また、同日にエッジAI技術に強みを持つtiwaki(滋賀県草津市)と資本・業務提携することも併せて発表しており、これらが株価を強く刺激する格好となった。
●ストップ高銘柄
G-FACTORY <3474> 681円 +100 円 (+17.2%) ストップ高 11:30現在
など、2銘柄
●ストップ安銘柄
シンワワイズ <2437> 387円 -80 円 (-17.1%) ストップ安 11:30現在
以上、1銘柄
株探ニュース
ダイドーリミテッド<3205>がストップ高。同社は4日の取引終了後、25年3月期の配当予想の修正を発表した。今期の年間配当予想を95円増額して100円(前期は2円)に見直した。27年3月期までの3年間は年間100円の配当実施を基本方針とする。加えて自社株取得方針も示しており、これらをサプライズ視した買い注文が大量に集まっている。同社は投資ファンドのストラテジックキャピタル(東京都渋谷区)との定期的な面談を通じ、企業価値の向上策について意見交換を進めていた。また、南青山不動産(同)とそのグループ会社の大株主、村上世彰氏とも企業価値の向上に向けた議論を行っていた。株主の意見を踏まえ、一定期間内の配当の増額とともに自社株買いを決議した。自社株買いは最大50億円程度を想定。詳細が決まり次第、速やかに開示するとしている。
■ユーグレナ <2931> 563円 +55 円 (+10.8%) 11:30現在 東証プライム 上昇率トップ
ユーグレナ<2931>は急騰。4日の取引終了後、中性子線を照射することで、バイオ燃料の原料となる油脂の生成量を増やすことが可能な藻類の品種改良を行うことに世界で初めて成功したと発表。これを材料視した買いが膨らんでいる。今回の取り組みは日本電信電話<9432>との共同研究によるもの。品種改良によって藻類の油脂生成量は最大1.3倍に増加したという。今回確立した品種改良技術は温室効果ガスの削減など、気候変動問題の解決に向けて広範囲での活用が期待されるとしている。
■データセクション <3905> 2,019円 +189 円 (+10.3%) 11:30現在
データセクション<3905>が反発している。同社は4日、新経営戦略のひとつの柱として「AI・インフラストラクチャー・グローバル・インベンストメント・ファンド」を設立すると発表しており、これが材料視されているようだ。ファンドからの投資を通じて、国内だけでなく欧州地域などグローバルベースでも最先端の人工知能(AI)データセンターの建設を推進していくとともに、AIデータセンターの運営及びAIクラウドサービスビジネスの展開を各パートナーと連携して進めるとしている。
■キユーピー <2809> 3,348円 +184 円 (+5.8%) 11:30現在 東証プライム 上昇率6位
キユーピー<2809>が続急伸し年初来高値を更新している。4日の取引終了後、24年11月期の連結業績予想について、売上高を4800億円から4860億円(前期比6.8%増)へ、営業利益を310億円から340億円(同72.6%増)へ、純利益を174億円から207億円(同57.1%増)へ上方修正し、あわせて期末配当予想を27円から31円に引き上げたことが好感されている。中国・北米・東南アジアが想定を上回って伸長していることに加えて、調味料の新価格の定着により、上期において市販用、業務用、海外それぞれのセグメントで売り上げが伸長したことが要因。また、それに伴い収益改善が想定を上回って進捗していることも寄与する。なお、年間配当は54円(前期50円)となる予定だ。同時に発表した第2四半期累計(23年12月~24年5月)決算は、売上高2368億3400万円(前年同期比7.5%増)、営業利益188億8200万円(同2.8倍)、純利益125億1300万円(同2.6倍)だった。
■日本システム技術 <4323> 1,674円 +38 円 (+2.3%) 11:30現在
日本システム技術<4323>は8日ぶりに反発している。4日の取引終了後、循環型養殖設備の販売を行うLand Aqua Culture Innovation(沖縄県浦添市、以下「LAC社」)への出資を実施したと発表しており、好材料視されている。LAC社が発行するA種株式2万株(発行済株式の37.5%)を取得した。沖縄県における陸上養殖ビジネスの成長を図るのが狙いで、出資を通して海洋資源の持続可能な管理と活用を進めるとともに、陸上養殖技術の更なる革新を目指し、他地域への技術拡散を推進するとしている。
■BASE <4477> 275円 +6 円 (+2.2%) 11:30現在
BASE<4477>が3日ぶりに反発した。4日の取引終了後、ネットショップ作成サービス「BASE」において、ショップ間での委託販売連携を可能にする機能「販売パートナー App」の提供を今夏に開始すると発表。これを材料視した買いが株価を支援したようだ。在庫を持たずにネットショップを運営できる「ドロップシッピング」を実現する。商品を制作する「ブランドショップ」と、販売を手掛ける「セレクトショップ」をマッチングすることで、セレクトショップは在庫を持たずにブランドショップの商品を販売することが可能となるという。
■ソフトバンクグループ <9984> 11,300円 +110 円 (+1.0%) 11:30現在
ソフトバンクグループ<9984>が8連騰。上場来高値を連日で更新している。日経平均株価が前日に史上最高値を更新し、全体相場の先高観が広がるなか、指数先物への断続的な買いが入っており、日経平均のウエートの高い同社株の押し上げに寄与している。更に、傘下の英アーム・ホールディングス<ARM>を通じ、今後ソフトバンクGがAI関連事業への収益を拡大させるとの期待もあって、幅広い投資家の資金流入を誘っているようだ。
■オンワード <8016> 582円 -43 円 (-6.9%) 11:30現在 東証プライム 下落率トップ
オンワードホールディングス<8016>は反落。6月25日の直近高値形成後に株価は調整色を示し、今週に入ってから75日移動平均線がサポートする動きだったが、足もとここを下放れる格好となった。同社は4日取引終了後に25年2月期の最終利益予想の修正を発表、従来見通しの80億円から82億5000万円(前期比25%増)に増額した。基幹ブランドの「23区」が好調なほか、機能性を追求した新規ブランドなども収益に貢献している。持ち分法適用関連会社のアパレル企業の業績の伸びが顕著となり、持ち分法による投資利益増大が利益に反映される。ただ、売上高や本業のもうけを示す営業利益段階では従来見通しを据え置いたこともあり、買い気は盛り上がらなかった。
■アークス <9948> 2,722円 -164 円 (-5.7%) 11:30現在 東証プライム 下落率2位
アークス<9948>は安い。1月安値(2772円)を下回り約半年ぶりに年初来安値を更新した。4日取引終了後、3~5月期連結決算について売上高が前年同期比4.1%増の1488億2400万円、営業利益が同2.8%減の38億7000万円と発表。減益を嫌気した売りが出ている。既存店売上高が増加した一方、ポイント還元制度の変更による販売費増などが利益面で響いた。通期の増収・営業増益見通しは据え置いた。
■サンバイオ <4592> 1,034円 -46 円 (-4.3%) 11:30現在
サンバイオ<4592>は売り買い交錯、朝方はカイ気配スタートで1100円台まで水準を切り上げる場面もあったがその後は値を消した。6月13日にストップ高に買われたのを皮切りに、急騰相場に突入したが、その後は上下に荒い値動きで、需給相場の様相を呈している。同社が開発を進める再生細胞薬候補の「SB623」などを巡る思惑が株価を振り回す格好だが、直近では4日取引終了後にSB623が神経活動とネットワーク形成を促進することを示した論文がNeuroscienceに掲載されたことを開示、これを手掛かり材料に投資資金が攻勢をかけている。ただ5日移動平均線近辺の時価は強弱観も対立しており、上値では戻り売りが厚い。
■ホンダ <7267> 1,750円 -41 円 (-2.3%) 11:30現在
ホンダ<7267>が3日ぶりに反落した。4日の取引終了後、損保大手などによる株式売り出しを承認したと発表した。2日に一部で事前に報じられており、株式需給への悪影響に対する懸念が広がっていたが、会社側の発表を受けて改めて売り直しの流れとなっている。売出株式数は2億5987万9700株で、需要状況に応じ上限3898万1900株のオーバーアロットメントによる売り出しも行う予定。売出価格は17日から22日までのいずれかの日に決める。
■G-FACTORY <3474> 681円 +100 円 (+17.2%) ストップ高 11:30現在
G-FACTORY<3474>がストップ高の水準となる前営業日比100円高の681円に買われた。2018年8月以来の高値圏に浮上している。4日に水産庁がニホンウナギの完全養殖技術の研究成果に関する報告会を行ったと国内メディア各社が報じている。稚魚となるシラスウナギの生産コストを大幅に引き下げたなどとする研究成果が公表され、商業化への期待が膨らんでいる。飲食店向けの経営サポート事業を展開するG-FACは、グループでうなぎ料理の「名代 宇奈とと」を展開しているとあって、思惑買いが集まり株高に弾みがついたようだ。
■ジェイドグループ <3558> 1,896円 +271 円 (+16.7%) 11:30現在
ジェイドグループ<3558>は大幅高。4日の取引終了後、3月に子会社化したマガシークについてM&A翌月以降、単月の営業利益(速報値)が改善していると発表した。3月に2100万円の赤字だったマガシークの営業損益は4月に5600万円と黒字に転換し、5月は8900万円になったという。これを好感した買いが入っている。
■インテM <7072> 1,180円 +57 円 (+5.1%) 11:30現在
インティメート・マージャー<7072>は商い伴い急動意。4日の取引終了後、ライフネット生命保険<7157>、心理学とマーケティングリサーチを組み合わせたアプローチで性格診断事業を展開するディグラム・ラボ(東京都港区)の2社と共同で、生成AI技術を活用した取り組みを開始したと発表。これが買い材料視されている。生成AIを活用したコンテンツ「性格診断 未来ミエル化相談室」を、ライフネットの公式LINEアカウントに設置した。これを皮切りに生命保険の検討における顧客とのコミュニケーションの高度化を目指す。
■ドーン <2303> 2,136円 +78 円 (+3.8%) 11:30現在
ドーン<2303>が大幅高。同社は地理情報システムの開発及びクラウドサービス事業を展開し、業績は増収増益基調を長期にわたって続けている。4日取引終了後に電気通信工事大手のエクシオグループ<1951>と官公庁向け防犯分野で業務提携することを発表した。ドーンは防犯分野のソリューションにおいて、映像機器から得られる情報にエッジAI技術を活用した社会課題解決サービスの創出に向け研究を推進中。そうしたなか、今回の提携で両社が保有する技術、リソース、導入拡大ノウハウを組み合わせることにより、エッジAI技術を用いた「防犯」分野に関するソリューション開発、サービス導入拡大を共同で進める構えを見せている。また、同日にエッジAI技術に強みを持つtiwaki(滋賀県草津市)と資本・業務提携することも併せて発表しており、これらが株価を強く刺激する格好となった。
●ストップ高銘柄
G-FACTORY <3474> 681円 +100 円 (+17.2%) ストップ高 11:30現在
など、2銘柄
●ストップ安銘柄
シンワワイズ <2437> 387円 -80 円 (-17.1%) ストップ安 11:30現在
以上、1銘柄
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