CRGホールディングス---パレットがフロンティアリンクから就労移行支援事業を譲受
CRGホールディングス<7041>は2日、子会社のパレットが、フロンティアリンクが運営する就労移行支援事業を譲り受けることを発表。
パレットは、サテライト型障がい者雇用サポートオフィス「Canvas」と就労移行支援事業所「Colors」、自立訓練(生活訓練)事業所「eSTUDIO」を運営し、地方創生を目的とした障がいをお持ちの方の就労機会の創出に寄与している。フロンティアリンクは、全国で就労移行支援事業所を運営している。利用者が通いやすい環境を整えるとともに、企業に安定して就労できる実績を持つ。
今回、パレットは、フロンティアリンクが運営する就労移行支援事業所8か所のキャリアセンター(札幌、仙台、木場、新潟、名古屋、岡山、広島、福岡)の運営事業を譲り受ける。同事業の2024年3月期の経営成績は、売上高2.61億円、経常利益0.24億円である。譲受事業に係る資産(約0.09億円)に限定して譲り受ける。譲受価額は、0.81億円で、現金決済を予定している。効力発生日は、10月1日(予定)である。
今回、パレットは、就労支援事業のサービス提供エリアの拡大と更なる収益基盤の強化を見込んでいる。今後は、フロンティアリンクと、運営ノウハウの共有や人的資源の活性化に伴うサービス品質の向上などに取り組む。
《SI》
提供:フィスコ