日経平均は205円高、寄り後はもみ合い
日経平均は205円高(9時10分現在)。今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、外為市場で1ドル=161円40銭台と、円相場が円安・ドル高水準で安定して推移していることも東京市場で安心感となった。さらに、昨日の日経平均が約3カ月ぶりに節目の4万円を回復して取引を終えたことから、相場は上昇基調にあるとの見方もあった。一方、日経平均は昨日までの3日続伸で700円を超す上げとなったことから、目先的な利益確定売りが出やすかった。また、今週は、米株式市場が3日が短縮取引、4日は休場になることに加え、週末に予定されている6月の米雇用統計発表まで、米国で複数の雇用・労働関連指標が発表されることから、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。寄り後、日経平均はもみ合いとなっている。
《SK》
提供:フィスコ