新興市場銘柄ダイジェスト:サイジニアは反発、リボミックが一時ストップ高
<6031> サイジニア 956 +54
反発。グループ会社のZETAが、ゴールドウインが運営する総合オンラインストア『Goldwin Online Store』にレコメンドエンジン「ZETA RECOMMEND」が導入されたと発表し、好材料視されている。同サイトにはすでにEC商品検索・サイト内検索エンジン「ZETA SEARCH」が導入されており、両製品を通してCXの向上をサポートしている。「ZETA CXシリーズ」は8つのラインナップで、高度なデータ分析・マッチングの技術によってさらなる良質な購買体験を実現する。
<4258> 網屋 2451 +128
反発。1日取引終了後、IT人材不足の課題解決を目的に、キヤノンマーケティングジャパンと同社サービス「Network All Cloud」の販売代理店契約を締結したことを発表し、好材料視されている。7月1日よりキヤノンMJが販売開始している。「Network All Cloud」は、全国のITインフラをクラウドから集中管理・自動制御することで、人材不足の課題を直接的に解決できるクラウドサービスである。キヤノンMJの強力な販売体制により、一層の販売拡大を目指すとしている。
<2934> Jフロンティア 3145 +55
LIGHTと業務提携契約を締結したことを発表し、好感されている。生活習慣病に関する迅速検査キット「SUGUME」をジェイフロンティアより販売する。また、「SUGUME」購入顧客に対し、「SOKUYAKU」でのオンライン診療受診の案内を行う。利用者は「SUGUME」と「SOKUYAKU」を活用することで、自宅やオフィスにいながら病気の検査からオンライン診療・服薬指導・処方薬配送までのサービスを受けることが可能になる。
<5131> リンカーズ 214 -5
朝高後値を消し、もみ合う展開に。1日の取引終了後、金融機関向けビジネスマッチングシステム「LFB(Linkers for BANK)」を福井銀行に導入することが決定したと発表した。6月26日の取引終了後には事業会社向けビジネスマッチングシステム「LFB(Linkers for Business)」を日本郵便に導入することが決定したと発表し、27日ストップ高をつけたことから、今回も好材料視されているようだ。サービス提供開始以降、42機関に導入されており、そのネットワークは順調に全国に拡大している。
<166A> タスキHD 624 +11
反発。グループ会社であるZISEDAIが、建築プラン生成AIサービス、TASUKI TECH TOUCH&PLANに関する特許を取得し、不動産デベロッパー事業者に向けた外部提供を開始した。TOUCH&PLANはボリュームチェック(容積率等調査)業務を1件あたり約5分で算出でき、費用も1アカウント月額10万円と、これまでのボリュームチェック業務と比較して時間も費用も大幅に削減することができ、仕入担当者のスキルの均一化と事業検討の迅速化を実現できるという。
<4591> リボミック 108 +15
一時ストップ高。軟骨無形成症治療薬「umedaptanib pegol(抗FGF2アプタマー)」を用いた小児患者(5~14歳)を対象とする前期第II相臨床試験の観察試験において患者組み入れが完了したこと、及び観察試験を終了した患者に対する高用量の皮下投与試験(コホート2)の第一例目の投与を開始したと発表し、好感されている。現在実施中の前期第II相臨床試験及び前期第II相長期投与試験において、安全性に関する懸念は発生していないという。
《ST》
提供:フィスコ