トーエネクがウリ気配スタート、中部電による売り出しで需給悪化を警戒
トーエネック<1946>がウリ気配スタート。1日の取引終了後、親会社である中部電力<9502>が保有するトーエネク株の一部を売り出すと発表した。売出株式数は121万7400株で、需要状況に応じて上限18万2600株のオーバーアロットメントによる売り出しも予定する。同時にトーエネクは、取得総数14万株(自己株式を除く発行済み株式総数の0.75%)、取得総額10億円を上限とする自社株買いの実施も発表しているが、売出株式数が自社株買いの規模を上回っているとあって、株式の需給悪化を警戒した売りが出たようだ。売出価格は8日から11日までのいずれかの日に決める。自社株の取得期間は8月8日から2025年3月24日まで。10月1日付で予定する株式分割考慮後ベースで自社株の取得総数の上限は70万株となる。
出所:MINKABU PRESS
出所:MINKABU PRESS