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半導体株を中心に買われ2カ月半ぶりの高値水準【クロージング】


26日の日経平均は大幅続伸。493.92円高の39667.07円(出来高概算は15億7000万株)で取引を終えた。前日の米国市場で、エヌビディアが反発するなどテック銘柄中心に買われた流れを受けて、東京市場でも半導体関連株など指数寄与度の高い銘柄を中心に買いが先行。日経平均は続伸して始まり、前引けにかけて39700円台に上げ幅を広げた。その後は日中の高値水準となったものの、押し目買い意欲は強く、後場の取引開始直後には39788.63円まで上げ幅を広げ、取引時間中としては、4月12日以来約2カ月半ぶりの高値水準に達した。

東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄数が1000に迫り、全体の6割近くを占めた。セクター別では、電気機器、サービス、医薬品、精密機器など22業種が上昇した半面、石油石炭、海運、ゴム製品、輸送用機器など11業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、アドバンテス<6857>、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>が堅調だった。一方で、KDDI<9433>、ニトリHD<9843>、トヨタ<7203>、三菱商<8058>がさえない。

前日の米国市場は、直近の下落率が10%を超えていたエヌビディアが6%超の反発となり、他のバイテク株に買いが広がった。東京市場にもこの流れが波及したほか、アドバンテスが前日の取引終了後に発表した新中期経営計画が評価されたことも、ハイテク株への支援材料になった。一方、ハイテク株など日経平均型優位の展開となったことから、足もとで買い戻されていたバリュー株などには、利益確定の売りが入る格好だった。

日経平均は6月半ばおよび5月半ばの戻り高値水準を上回ってきたことから、4月半ばにかけての下落以降のもち合いレンジを上放れてきた。テクニカル的には過熱感が警戒されやすいところではあるが、シグナルが好転するなか、4月に記録した最高値(40888.43円)を目指す展開になろう。過熱感が警戒される局面では、押し目狙いのスタンスに向かわせそうである。

《CS》

 提供:フィスコ

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