スパークス・グループ---「未来創生3号ファンド」、指輪型ウェアラブルIoTデバイスを提供するSOXAIへの投資実行
スパークス・グループ<8739>は21日、2021年10月に設立された「未来創生3号ファンド」が、SOXAIへの投資(金額は非開示)を実行したことを発表。SOXAIは今回の調達資金を活用し、指輪型デバイス「SOXAI RING」の精度向上および新規機能の開発、開発・マーケティング・経営人員の強化を行い、持続的な成長を展望している。
投資先企業であるSOXAIは2021年に創業し、「ヘルスケアをライフスタイルに」というビジョンを掲げ、睡眠・体調・運動など健康状態を日常的にモニタリングするための指輪型デバイス「SOXAI RING」を開発した。高い検知感度を得られる設計とし、装着性とデータ精度の両立が可能なデバイスとして製品化している。2022年の販売開始から、ECを中心とする販売により、国内で順調にシェアを獲得してきている。パートナー企業、大学、医療機関とも協力しながら、今後も製品を進化させ続け、海外展開も含めた更なるシェア拡大を目指す。
「未来創生ファンド」はスパークスを運営者とし、トヨタ自動車、三井住友銀行を加えた3社による総額約135億円の出資により、2015年11月より運用を開始した。最終的には、上記3社を加えた計20社からの出資を受けた。2024年5月末時点の運用資産残高は、1号、2号および3号をあわせて、1,154億円となっている。
《SI》
提供:フィスコ