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2301 学情

東証P
1,747円
前日比
+23
+1.33%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
12.6 1.76 2.98 8.54
時価総額 272億円
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学情---2Qは2ケタ増収増益、通期業績予想の上方修正を発表


学情 <2301>は10日、2024年10月期第2四半期(23年11月-24年4月)決算を発表した。売上高が前年同期比25.1%増の40.24億円、営業利益が同35.2%増の6.15億円、経常利益が同54.2%増の8.85億円、四半期純利益が同71.2%増の6.64億円となった。

第2四半期累計期間における就職情報事業全体の売上高は前年同期比26.5%増の38.95億円となった。基幹Webメディアの「Re就活」は、企業のリアル(雰囲気や社員の声)が伝わる動画や、ChatGPTで自己PRの作成をサポートする「スマートPRアシスタント」機能を投入するなど、20代が転職活動をしやすいサービスに日々アップデートを行い「使いやすさ」を更に向上させていることが、20代から支持されている。その結果、「Re就活」の売上高は同34.9%増の9.22億円となった。また、「Re就活」の登録者数・応募者数の増加は、合同企業セミナー「転職博」や、エージェントサービス「Re就活エージェント」、ITエンジニア経験者転職サイト「Re就活テック」の利用者の増加に波及している。多くのメディアを通して、求職者と企業のより良いマッチングを創出し、「採用」という成果を実感できることで、さらに引き合いが増加するという好循環サイクルに入ることができている。新卒採用市場では、早期化が顕著になっている。「あさがくナビ2026 インターンシップ&キャリア」では、タイパ(タイムパフォーマンス)意識の高まりを受け、ChatGPTを活用してES(エントリーシート)を作成する「スマートESアシスタント」や、動画で業界・企業研究ができる「JobTube」等の学生にとって使いやすいサービス提供を通じて、学生と企業の価値あるマッチングを実現している。この結果、「あさがくナビ」の売上高は同6.8%増の6.43億円となった。「イベント(転職博・就職博など)」に関しては、リアルイベントで直接面談したいというニーズの拡大が続いている。また、インターンシップ、オープン・カンパニー広報イベントのキャリアデザインフォーラムを4月に開催した。東京・大阪で7,002人の学生が来場した。市場環境の追い風と好調な効果性を受け、「イベント」の売上高は同41.5%増の12.84億円となった。「エージェント(人材紹介)」に関しては、引き続き採用難易度が上がる中、求人広告と人材紹介を併用し様々なチャネルから採用したいというニーズが高まっている。好調な「Re就活」の相乗効果が掛け合わさり、売上高は同17.5%増の3.20億円となった。

2024年10月期通期については、同日、業績予想の上方修正を発表した。売上高が前期比18.4%増(前回予想比4.0%増)の104.00億円、営業利益が同6.0%増の24.50億円、経常利益が同9.2%増(同7.7%増)の28.00億円、当期純利益が同8.6%増(同7.6%増)の19.04億円としている。

《SI》

 提供:フィスコ

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