学情---第2四半期業績予想値と実績値との差異および通期業績予想の修正
学情<2301>は10日、2023年12月に公表した、2024年10月期の第2四半期累計期間の業績予想と第2四半期決算値の差異を発表した。また、最近の業績等の動向を踏まえ、2024年10月期通期の業績予想の修正を発表した。なお、今回の業績予想の修正に伴う配当予想の修正は行わない。
2024年10月期第2四半期累計期間業績予想値と実績値の差異(2023年11月-2024年4月)は、売上高が前回発表予想比7.0%増の40.24億円、営業利益が同15.6%増の6.15億円、経常利益が同47.2%増の8.85億円、当期純利益が同62.0%増の6.64億円、1株当たり四半期純利益が47.61円に修正した。
2024年10月期通期業績予想の修正(2023年11月-2024年10月)は、売上高が前回発表予想比4.0%増の104.00億円、経常利益が同7.7%増の28.00億円、当期純利益が同7.6%増の19.04億円、1株当たり四半期純利益が137.11円に修正した。
差異および修正の理由としては、同社は、キャリア採用(経験者採用)市場を中心として、情報収集・情報発信のチャンネルを複数提供することで、20代求職者、企業から支持をうけ、好調に推移した。また、同社は現在2024年10月期から2026年10月期の中期経営計画のもと、先行成長投資を進めており、その方針のもと投資有価証券の一部現金化の際に、円安による市場の影響等もあり、想定以上の売却益が出たため、業績予想と実績に差異が発生したためとしている。
《SI》
提供:フィスコ