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話題株ピックアップ【夕刊】(2):オートバクス、UBE、エーザイ

■オートバックスセブン <9832>  1,557.5円  +16.5 円 (+1.1%)  本日終値
 オートバックスセブン<9832>が3日続伸。10日の取引終了後、32.5%を出資する関連会社のピューマを株式交換により完全子会社化すると発表しており、好材料視された。株式交換に係る割り当て比率などは未定で、8月1日をメドに実施する。ピューマは、富山県でオートバックス8店舗、スーパーオートバックス2店舗、セコハン市場2店舗、オートバックスエクスプレス3店舗を経営しており、完全子会社化によりカーアフターマーケット市場における競争力を強化させるとともに、更なる収益力の向上を目指すとしている。

■UBE <4208>  2,792円  +0.5 円 (+0.0%)  本日終値
 UBE<4208>が続伸。岩井コスモ証券は10日、同社株の投資判断「A」を継続するとともに、目標株価を2750円から3200円に引き上げた。24年3月期の連結純損益は289億8100万円の黒字(前の期は70億3400万円の赤字)に黒字転換した。ロイヤルティ収入の増加やセメント持ち分会社の急回復などが寄与した。25年3月期業績も堅調に推移する見通しで、同利益は前期比1.8%増の295億円が計画されている。株価は、今期予想配当利回りで4%近い水準、連結PERは9倍台と割安で下値を切り上げる展開を予想している。

■エーザイ <4523>  6,649円  -223 円 (-3.3%)  本日終値
 エーザイ<4523>が大幅反落。米食品医薬品局(FDA)の諮問委員会が米国時間10日、イーライ・リリー<LLY>のアルツハイマー病治療薬「ドナネマブ」に関し、患者への利益が潜在的なリスクを上回るとの判断を示した。イーライリリーの新薬の実用化に向けて前向きな動きとなった一方、アルツハイマー病治療薬として先行して「レカネマブ」の実用化にこぎつけたエーザイに対しては、競合薬の市場投入による収益悪化を警戒した売りが出たようだ。結果発表を受け、同日の米株式市場でイーライリリーの株価は1.8%近く上昇して取引を終えた。

■シンバイオ製薬 <4582>  212円  +50 円 (+30.9%) ストップ高   本日終値
 シンバイオ製薬<4582>が高い。11日午前9時、造血幹細胞移植後のサイトメガロウイルス感染症(CMV感染症)患者を対象とした注射剤「ブリンシドフォビル」の第2a相臨床試験において、第1例目(FPI)を達成したと発表。開発活動の進展を好感した買いが入ったようだ。免疫不全状態のアデノウイルス感染症を対象とした第2a相試験においてプロトコル変更を行い、米食品医薬品局(FDA)により今年2月に受理され、CMV感染症を新たに対象としていた。

■Ridge-i <5572>  2,563円  +500 円 (+24.2%) ストップ高   本日終値
 Ridge-i<5572>が3連騰。10日の取引終了後、24年7月期の単独業績予想について、売上高を10億円から10億6000万円(前期比34.1%増)へ、営業利益を1億200万円から1億5000万円(同2.1倍)へ、純利益を7100万円から1億円(同2.3倍)へ上方修正したことが好感された。既存顧客案件や人工衛星データAI解析サービスが順調なことから売上高が想定を上回る見通し。また、大型案件の増加で高収益率を維持していることや、社内エンジニアやコンサルタントが高稼働となっていることも寄与する。なお、同時に発表した第3四半期累計(23年8月~24年4月)決算は、売上高7億8000万円(前年同期比24.4%増)、営業利益1億2900万円(同32.3%増)、純利益8500万円(同32.6%増)だった。

■リバーエレテック <6666>  508円  +80 円 (+18.7%) ストップ高   本日終値
 リバーエレテック<6666>に物色人気集中。電子機器の制御に使う水晶振動子を主力とする電子デバイスメーカーで、電子ビーム封止工法などの独自技術が強み。ただ、業績低迷から株価は5月30日に404円まで売り込まれ約4年ぶりの安値をつけるなど大底圏にあった。そうしたなか、10日取引終了後、高速通信と次世代コンピューティングの進化を加速させるために不可欠な基盤製品として、1チップオシレーター「KCRO―04」を市場投入、5月からサンプル出荷を開始したことを発表した。また同日に中期経営計画を策定したことも発表。27年3月期に営業利益11億7000万円(24年3月期実績は800万円)を数値目標として掲げており、株価の押し上げ材料となった。

■ファーマフーズ <2929>  1,012円  +150 円 (+17.4%) ストップ高   本日終値  東証プライム 上昇率トップ
 ファーマフーズ<2929>が急反発。10日の取引終了後に発表した第3四半期累計(23年8月~24年4月)連結決算で、営業利益が前年同期比99.9%増の32億6600万円と大幅増益となったことが好感された。「ニューモ育毛剤」をはじめとする医薬品・医薬部外品が堅調だった一方、サプリメントや化粧品が広告宣伝費の抑制によって減少し、売上高は471億7100万円(前年同期比10.2%減)と減少した。ただ、機能性素材事業及びCMO(医薬品製造受託機関)事業が堅調に推移したほか、広告費抑制の効果で大幅増益となった。なお、24年7月期通期業績予想は、売上高641億円(前期比6.5%減)、営業利益27億円(同25.2%減)は従来見通しを据え置いている。

■ダイワ通信 <7116>  1,256円  +152 円 (+13.8%) 一時ストップ高   本日終値
 ダイワ通信<7116>が急反発。同社は10日取引終了後、回転寿司店向け迷惑行為検知AIカメラシステムの販売を24日から開始すると発表。これは、回転寿司コンベアシステムメーカーの石野製作所(石川県金沢市)の協力のもと、企画・開発及び実証実験に取り組んできたもの。今後は更に複雑な行動分析や通知システムの開発に取り組み、回転寿司店だけでなく、さまざまな飲食店などで導入可能なシステムの改良に努めるとしている。

■グリーンエナ <1436>  2,153円  +246 円 (+12.9%)  本日終値
 GreenEnergy & Company<1436>が急反発し、年初来高値を更新した。同社は10日取引終了後、25年4月期通期の連結業績予想を公表。営業利益の見通しを前期比17.1%増の6億円としていることや、期末一括配当計画を前期比1円増配の13円としていることが好感されたようだ。売上高は同18.9%増の115億円を見込む。個人・投資家が再生可能エネルギー創出に貢献できる商品・サービスの販売提供と、太陽光発電所のO&M(運用・保守)獲得に注力するとしている。

■日本情報クリエイト <4054>  607円  +55 円 (+10.0%)  本日終値
 日本情報クリエイト<4054>が大幅高で3日続伸。10日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表したことが好感された。上限を20万株(発行済み株数の1.42%)、または1億5000万円としており、取得期間は6月12日から9月20日まで。経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行するために自社株を取得するとしている。

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