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話題株ピックアップ【夕刊】(1):カバー、トライアル、古河電

■カバー <5253>  1,894円  +104 円 (+5.8%)  本日終値
 カバー<5253>が大幅高で3日続伸。この日の午前中、運営するVチューバー事務所「ホロライブプロダクション」が初のワールドツアーを開催すると発表しており、好材料視された。「ホロライブプロダクション」は、女性Vチューバーグループ「ホロライブ」、男性Vチューバーグループ「ホロスターズ」が所属するVチューバー事務所。「hololive STAGE World Tour’24 -Soar!-」と銘打ったワールドツアーでは、8月のニューヨークを皮切りに順次ジャカルタ、シンガポール、米国アトランタ、クアラルンプールでの公演を予定しているという。

■トライアル <141A>  2,713円  +133 円 (+5.2%)  本日終値
 トライアルホールディングス<141A>が6日続伸。同社は10日取引終了後、5月度の月次売上高速報(小売)を公表。既存店売上高は前年同月比5.2%増となり、伸び率が前月の2.5%増から拡大していることが好感されたようだ。商品別では、食品がカット野菜などのフレッシュが特に好調で全体を牽引。非食品では虫ケア商品などの生活用品や行楽用品が堅調で、衣料品はメンズカジュアルウェアが伸長した。なお、全店ベースの売上高は同9.1%増だった。

■東和薬品 <4553>  2,964円  +145 円 (+5.1%)  本日終値  東証プライム 上昇率7位
 東和薬品<4553>が続伸。10日の取引終了後、3カ年の中期経営計画を策定したと発表した。最終年度の27年3月期に売上高3000億円(25年3月期見通しは2615億円)の達成を目指すほか、3カ年の累計営業利益を680億円以上とする方針を示した、25年3月期の営業利益予想は180億円で、来期以降に利益を増加させる目標を掲げており、評価されたようだ。国内ジェネリック医薬品事業では安定供給体制の構築に努めるほか、製品ポートフォリオの拡充も図る。

■古河電気工業 <5801>  4,291円  +128 円 (+3.1%)  本日終値
 古河電気工業<5801>がマドを開け大幅続伸。同社株を含めここ電線大手3社は、生成AI市場の急成長を背景としたデータセンターの増設に伴い電力株と同様に商機の高まる銘柄として人気化の経緯をたどっている。直近では大和証券が10日付で同社株のレーティングを3(中立)から2(アウトパフォーム)に引き上げており、これを好感する動きとなった。また、10日に持ち分法適用会社のUACJ<5741>の株式を一部売却することを発表、議決権ベースで保有株比率は25.2%から19.75%まで低下する。これによりUACJは持ち分法適用会社から外れるが、25年3月期の個別決算で売却益約60億円を特別利益に計上する一方、連結ベースでは売却損約12億円を特別損失に計上する予定となっている。

■TOPPAN <7911>  4,320円  +120 円 (+2.9%)  本日終値
 TOPPANホールディングス<7911>が3日続伸。きょう付の日本経済新聞朝刊で「TOPPANホールディングス(HD、旧凸版印刷)はデータセンターのサーバーや生成AI(人工知能)で使われる次世代半導体向けに、従来より製造コストを50%抑えられる部材を開発した」と報じられており、これを好材料視した買いが入ったようだ。記事によると、開発したのは半導体パッケージの基板上でチップ同士を接続する部材「インターポーザー」で、28年度に300億円の売り上げを目指すという。インターポーザーはエヌビディア<NVDA>のGPUなどにも使われているが、供給不足の状態にあることから、製造コストを抑えた製品を投入することで、シェア獲得が期待されている。

■モロゾフ <2217>  4,500円  +100 円 (+2.3%)  本日終値
 モロゾフ<2217>が反発。10日の取引終了後に発表した第1四半期(2~4月)連結決算が、売上高93億1000万円(前年同期比6.3%増)、営業利益7億2800万円(同10.3%増)、純利益5億円(同15.4%増)と2ケタ増益となったことが好感された。人流の回復に伴い、バレンタインデーやホワイトデーなどのイベント商戦が堅調に推移したことに加えて、前年は卵の供給制限により販売を休止していた商品を今年は通常通り販売できたことなどが寄与した。また、一部商品の価格改定の効果や、店舗や工場の人員体制の最適化に取り組んだことなども奏功した。なお、25年1月期通期業績予想は、売上高353億7000万円(前期比1.2%増)、営業利益21億2000万円(同14.3%減)、純利益13億5000万円(同21.3%減)の従来見通しを据え置いている。

■エムアップ <3661>  1,325円  +25 円 (+1.9%)  本日終値
 エムアップホールディングス<3661>が3日続伸。SBI証券が10日、エムアップの目標株価を2200円から2410円に引き上げた。投資判断は「買い」を継続している。ファンクラブの会員数実績や電子チケット取り扱い実績など、KPI(重要業績評価指標)が力強い数字となっており、今期以降の収益貢献が期待できる内容だと指摘。中期的な視点で評価することが目標株価算出において妥当だとし、PER(株価収益率)について前期実績の30.2倍(これまでは29.0倍)を適用する形で目標株価を増額した。

■日清食HD <2897>  4,163円  +61 円 (+1.5%)  本日終値
 日清食品ホールディングス<2897>が3営業日ぶりに反発。グループの日清食品冷凍は10日、冷凍パスタ製品の価格を9月1日の納品分から改定すると発表しており、これによる採算改善などが期待されているようだ。値上げ幅は約5%。昨年3月に冷凍パスタ製品の価格を改定したが、原材料価格や包装資材価格、エネルギー費などの大幅な上昇が続くなか、自助努力だけではコスト増を吸収することが困難なためだとしている。

■トレファク <3093>  1,779円  +23 円 (+1.3%)  本日終値
 トレジャー・ファクトリー<3093>が反発。10日の取引終了後に発表した5月度の月次単体売上高で、既存店売上高が前年同月比7.2%増と33カ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。月を通して気温が高く推移し夏物衣料が堅調だったほか、インバウンド需要が引き続き旺盛でブランド品の販売が好調に推移した。また、生活雑貨やスポーツアウトドア用品の販売も好調だった。なお、全店売上高は同18.4%増だった。

■GENDA <9166>  1,628円  +20 円 (+1.2%)  本日終値
 GENDA<9166>が反発。日本経済新聞電子版が10日取引終了後、「GENDAは米ナショナル・エンターテインメント・ネットワーク(NEN)を買収する」と報じた。NENは米国で約8000カ所の無人ゲームコーナーを運営しており、買収額は数十億円程度とみられるという。報道を受け、GENDAは「検討を行っていることは事実」とするコメントを発表。11日開催の取締役会で付議する予定とした。海外展開による事業規模の拡大と株主価値の向上を期待した買いが集まったようだ。

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