<注目銘柄>=日製鋼、原発や防衛など国策関連の一角
日本製鋼所<5631>は5月28日に年初来高値4970円をつけてから調整局面に入ったが、時価は25日移動平均線との上方カイ離修正を経て、再び買いに分がある局面となってきた。原子力発電で実績の高い大型鋳鍛鋼製品で抜群の優位性を持つほか、樹脂製造機械など産業機械でも世界屈指の商品シェアを有する。また、電子製品や航空・宇宙分野への展開力も強みで、防衛関連株としてテーマ買いの対象となったこともある。
業績は24年3月期の営業30%増益に続き、25年3月期も同利益は前期比11%増の200億円予想と2ケタ成長を継続する見通し。PER22倍前後と割安感はないものの、豊富な受注残を武器に業績上振れ余地もあり、大勢上昇トレンドが続きそうだ。(桂)
出所:MINKABU PRESS
業績は24年3月期の営業30%増益に続き、25年3月期も同利益は前期比11%増の200億円予想と2ケタ成長を継続する見通し。PER22倍前後と割安感はないものの、豊富な受注残を武器に業績上振れ余地もあり、大勢上昇トレンドが続きそうだ。(桂)
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