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今日の為替市場ポイント:日米金利差を意識してドルは底堅い動きを保つ可能性


10日のドル・円は、東京市場では156円69銭から157円20銭まで反発。欧米市場では156円74銭から157円10銭まで上昇し、157円05銭で取引終了。本日11日のドル・円は主に157円を挟んだ水準で推移か。日米金利差を意識してドルは底堅い動きを保つ可能性がある。

一部報道によると、世界最大の資産運用会社ブラックロック傘下のブラックロック・インベストメント・インスティテュート(BII)は、今年11月に行われる米大統領選挙を控えて米長期債投資に対する慎重な姿勢を示したようだ。BIIは高水準の財政赤字が継続していることを懸念している。同社のメモによるとバイデン大統領も共和党候補のトランプ前大統領も財政赤字の持続的な縮小への道筋を示していないため、「誰が大統領選に勝利しても財政赤字は高水準のままだろう」と指摘している。

市場参加者の間からは「利下げが開始されても10年債や30年債の利回り水準が大幅に低下することは期待できない」との声が聞かれている。利下げによって2年債利回りは低下し、ある時点で10年債や30年債の利回り水準を下回ると予想されるが、米インフレ見通しの不透明感が短期間で払しょくされる保証はないため、長期債利回りの動向については予断を許さない状況が続くとみられる。

《CS》

 提供:フィスコ

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