オーバル---「気体中流量校正設備改修」を受注
オーバル<7727>は30日、国立研究開発法人産業技術総合研究所より「気体中流量校正設備改修」の受注を発表した。
気体流量の計量標準は、エネルギー・自動車部品・鉄鋼産業などをはじめとする幅広い産業で用いられ、人々の暮らしや産業を支える重要な役割を担っている。同社が改修を受注した校正設備は、流量計のメーカやエンドユーザーなどからの依頼による気体用流量計の校正をはじめとして、産学官連携に資する流量計の特性評価、臨界ノズルの特性に関する研究開発などに活用されている。今回の受注により同社は、これら気体中流量校正設備における大型装置の更新や、システム全般の連携調整、改修作業を行う。
同社システム部門においては、流体計測制御に関連する各種試験設備や生産・出荷設備などを設計・施工を含め一括で対応しており、これまでの実績に対する評価が今回の受注につながったと同社は考えている。
同社はJCSS(計量法校正事業者登録制度)事業者として得た知見を活かして、流量の国家標準の適切な維持・管理にも貢献していく。また、これまで培ってきた技術をより一層深化させ、人々の生活や持続可能な社会の実現に貢献する商品およびサービスを提供していく。
《SI》
提供:フィスコ