東京為替:ドル・円は反発、夕方に本日高値を更新
31日の東京市場でドル・円は反発。日経平均株価の堅調地合いで円売りが先行し、157円台に浮上。その後は米10年債利回りの低下でドル売りに押され、156円57銭まで値を下げた。ただ、円売りやドル買いの再開で朝方の高値を上抜け147円15銭まで上昇した。
しがドルをサポートした。
・ユーロ・円は169円45銭から170円10銭まで上昇。
・ユーロ・ドルは1.0834ドルから1.0811ドルまで値を下げた。
・日経平均株価:始値38,173.22円、高値38,526.93円、安値38,087.61円、終値38,487.90円(前日比433.77円高)
・17時時点:ドル円157円10-20銭、ユーロ・円170円00-10銭
【要人発言】
・鈴木財務相
「為替レートはファンダメンタルズを反映し市場で決められるもの」
「為替の急激な変化は好ましくない」
「行き過ぎた動きには適切に対応するとの基本的な考えに変わりはない」
【経済指標】
・日・5月東京都区部消費者物価指数(生鮮食品除く):前年比+1.9%(予想:+1.9%、4月:+1.6%)
・日・4月失業率:2.6%(予想:2.6%、3月:2.6%)
・日・4月有効求人倍率:1.26倍(予想:1.28倍、3月:1.28倍)
・日・4月鉱工業生産速報値:前月比-0.1%(予想:+1.5%、3月:+4.4%)
・中・5月製造業PMI:49.5(予想:50.5、4月:50.4)
・中・5月非製造業PMI:51.1(予想:51.5、4月:51.2)
《TY》
提供:フィスコ