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ダウ先物は314ドル安 今月の調整が加速 セールスフォースが時間外で大幅安=米国株

米株価指数先物(6月限)(NY時間08:53)(日本時間21:53)
ダウ先物 38210(-314.00 -0.81%)
S&P500 5268.25(-15.75 -0.30%)
ナスダック100先物 18768.25(-34.50 -0.18%)

 米株価指数先物市場でダウ先物が300ドル超下落しているほか、S&P500、ナスダック100も下げが続いている。本日も米株式市場は下げて始まりそうだ。

 日本時間21時半に第1四半期の米GDP改定値が発表され下方改定された。株価指数先物は下げ渋る反応を見せているものの、限定的な動きに留まっている。

 前日引け後に決算を発表したセールスフォース<CRM>が時間外で大幅安になっていることが、前日からのセンチメントをさらに悪化させている。

 前日はS&P500採用銘柄の中の400以上の銘柄と、主要11セクターすべてがマイナスとなった。今月は最高値
を更新していたが、月末になってその調整が加速しているようだ。

 背景はFRBの利下げ期待の後退と、それを受けた米10年債利回りの上昇。アナリストは「前日の米10年債利回りが1カ月ぶりに4.6%を超えたことが投資家心理の重荷となった」と指摘している。利回り上昇は投資家が株式に支払う倍率を下げ、短期財務省証券(TB)やマネー・マーケット・ファンド(MMF)などの、より安全な投資を魅力的にする。FRBの高金利の長期化への懸念が強まっている中で、特に現在のようなバリュエーションが拡大し、カタリストが不在の中では株価の重石となる。

 セールスフォース<CRM>が決算を受け時間外で大幅安。ガイダンスを嫌気している。第2四半期の見通しが1株利益、売上高とも予想を下回ったほか、通期の1株利益の見通しは上方修正したものの、売上高は予想を下回る見通しを示した。今回の決算は成長鈍化への懸念を煽った模様。

 家電量販店のベスト・バイ<BBY>が時間外で上昇。取引開始前に決算を発表し、1株利益が予想を上回ったことが好感されている。販売不振が深刻化し、消費者が家電製品の購入を控える中、収益性が予想を上回ったことは心強かったようだ。

 HP<HPQ>が決算を受け時間外で上昇。前日引け後に2-4月期決算(第2四半期)を発表し、PCの販売が2年ぶりに増加に転じたことが好感されている模様

(NY時間09:03)(日本時間22:03)時間外
セールスフォース<CRM> 226.87(-44.75 -16.48%)
HP<HPQ> 34.34(+1.54 +4.70%)
ベスト・バイ<BBY> 76.50(+4.60 +6.40%)

アップル<AAPL> 190.50(+0.21 +0.11%)
マイクロソフト<MSFT> 424.50(-4.67 -1.09%)
アマゾン<AMZN> 181.59(-0.43 -0.24%)
アルファベット<GOOG> 177.10(-0.30 -0.17%)
テスラ<TSLA> 178.94(+2.75 +1.56%)
メタ<META> 474.00(-0.36 -0.08%)
エヌビディア<NVDA> 1142.00(-6.25 -0.54%)
AMD<AMD> 166.80(+1.66 +1.01%)
イーライリリー<LLY> 815.00(+3.47 +0.43%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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