東京為替:ドル・円は下げ渋り、午後は値を戻す展開
28日の東京市場でドル・円は下げ渋り。国内勢のドル売りが先行し、早朝の156円95銭から弱含む展開に。また、日経平均株価の軟調地合いで円買いに振れ、正午過ぎに156円62銭まで値を下げた。ただ、米金利は底堅く、午後は156円90銭付近に戻した。
・ユーロ・円は170円30銭から170円70銭まで上昇。
・ユーロ・ドルは1.0855ドルから1.0879ドルまで値を上げた。
・日経平均株価:始値38,879.15円、高値38,981.97円、安値38,756.13円、終値38,855.37円(前日比44.65円安)
・17時時点:ドル円156円80-90銭、ユーロ・円170円60-70銭
【要人発言】
・カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁
「利下げを急ぐ必要はみられない」
「政策の方向性について何も排除すべきでない」
「物価動向をさらに確認する必要」
・シュナーベル欧州中銀(ECB)専務理事
「過去の債券買入れは利上げ効果を弱めた可能性がある」
・鈴木財務相
「為替介入については実施の有無を含めて回答を控える」
「為替の日本経済・国民生活への影響を的確に分析し適切に対応する」
【経済指標】
・豪・4月小売売上高:前月比+0.1%(予想:+0.2%、3月:-0.4%)
《TY》
提供:フィスコ