坪田ラボ---住友ファーマとのTLG-005パーキンソン病プロジェクト終了
坪田ラボ<4890>は22日、住友ファーマ<4506>とのTLG-005パーキンソン病に関する独占的実施権を解消することを発表した。
同社と住友ファーマは、TLG-005パーキンソン病に関する非臨床研究および同社が実施した特定臨床研究の結果を基に、今後の事業化検討に向けた協議を進めてきた。特定臨床研究では重篤な有害事象は発生せず、治療効果に関しては一定の効果が確認されたが、住友ファーマは、今回の特定臨床研究の結果のみで事業価値の算定が困難であると判断したため、現段階で独占的実施権を解消することが両社の将来に資するとの合意に至った。
同社は、今後の研究方針として、TLG-005パーキンソン病については、本結果を受けて、今後新たなグローバル企業との提携を目指し交渉を進めてゆく。一方、TLG-005うつ病および軽度認知障害に関しては、引き続き住友ファーマとの共同研究について検討を続けるとしている。
《SO》
提供:フィスコ