平和不動産リート投資法人---資産(信託受益権)として2つのオフィス物件を取得
平和不動産リート投資法人<8966>は20日、同社の資産運用会社である平和不動産アセットマネジメントが、平和不動産から、資産(信託受益権)として2つのオフィス物件を、取得することを発表。
同投資法人は、バリューアップ工事を通じた既存物件の内部成長、物件譲渡による含み益の顕在化、マーケット賃料とのギャップが大きく将来の収益向上余地がある物件の新規取得を軸に、サステナブルな投資主還元を目指してきた。今回の公募増資を将来の更なる内部成長に資する物件を確保する成長機会と捉えている。
同資産は、大阪府大阪市に所在する北浜一丁目平和ビル(準共有持分25%の追加取得)で、鑑定評価額は12.10億円で、取得予定価格は11.30億円である。取得済の準共有持分75%と合わせて、1棟完全保有となり、1棟全体の鑑定評価額(48.40億円)からは約3.22億円の含み益が見込まれる。もう1物件は、北海道札幌市に所在する北 2 条ビルで、鑑定評価額は16.10億円で、取得予定価格は15.35億円である。取得(引渡)予定日は、6月6日である。
両資産は、投資口の発行による手取金及び自己資金により、引渡時一括で決算される。取得(引渡)予定日は、6月6日である。
《SI》
提供:フィスコ