スズキは小幅安も一時最高値に迫る、国内有力証券は目標株価2100円に引き上げ
スズキ<7269>は朝高後、小幅安となっているが、株価は一時1915円50銭まで買われ18年8月につけた株式分割考慮後の上場来高値1920円に迫った。岩井コスモ証券は14日、同社株の投資判断「A」を継続するとともに、目標株価を1975円から2100円に引き上げた。24年3月期の連結営業利益は前の期比32.8%増の4655億6300万円と最高益を更新。四輪事業でインドや日本などでの販売が好調だった。25年3月期の同利益は4800億円を予想。今期から国際会計基準(IFRS)が適用されるが、実質的な営業増益計画となっており、保守的な計画が示されることが多い同社からすると、この増益見通しは自信の表れとみていいだろうと指摘。同証券では今期の同利益は4850億円への上振れを見込んでいる。
出所:MINKABU PRESS
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