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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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9828 ゲンキGDC

東証S
3,810円
前日比
+5
+0.13%
PTS
3,805.5円
14:46 11/27
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
16.4 4.45 1.57 2.81
時価総額 677億円
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<動意株・13日>(大引け)=東京計器、ブレインP、元気寿司など

 東京計器<7721>=異彩の上げ足。急速人気でストップ高となった。船舶や航空機用などを中心とする計器メーカーの大手で、技術力に定評があり防衛省向けでも強みを発揮している。同社が前週末10日に発表した24年3月期決算は営業利益が前の期比2.1倍の27億6800万円と急拡大を果たしたが、続く25年3月期についても同利益は前期比29%増の35億6000万円予想と、過去最高利益に肉薄した14年3月期以来11期ぶりの高水準を見込んでいる。主力の船舶向けが好調を維持するほか、防衛省向け受注残が豊富で、これが収益押し上げ要因となる。前期からの業績変化率の大きさに着目した投資資金の攻勢が加速した形だ。加えて同日に発表した中期経営計画では27年3月期の営業利益48億1000万円を掲げており、これもポジティブサプライズとなって株価は青空圏を突き進む展開に。

 ブレインパッド<3655>=急伸。同社は人工知能(AI)技術を活用したコンサルティング業務を展開するが、足もとの業績はプロジェクト収支改善への取り組みも奏功し極めて好調に推移している。前週末10日取引終了後に24年6月期第3四半期(23年7月~24年3月)決算を発表、営業利益は前年同期比2倍となる11億4600万円と変貌を遂げた。また、同日発行済み株式数の0.79%に相当する17万株、金額ベースで2億円を上限とする自社株買いを実施することも発表、これも株高を後押しする材料となった。

 元気寿司<9828>=ストップ高。同社は10日取引終了後、24年3月期通期の連結決算を発表。営業利益は前の期比2.8倍の49億1700万円となり、従来予想の40億円から上振れた。売上高は同13.2%増の618億3800万円で、従来予想の607億7000万円を上回った。店舗・ブランド認知度の向上や商品販売戦略が奏功。また、利益面では店舗運営の合理化と適正化が進んだことなどが寄与した。あわせて公表した25年3月期通期の連結業績予想は、売上高が前期比4.3%増の645億円、営業利益は同1.7%増の50億円としている。

 大幸薬品<4574>=大幅続伸で年初来高値に急接近。同社は10日取引終了後、24年12月期第1四半期(1~3月)の連結決算を発表。営業損益は2億1400万円の黒字(前年同期は1億5500万円の赤字)に浮上し、通期計画の4億1000万円に対する進捗率が52.2%となったことが好感されているようだ。売上高は前年同期比18.0%増の13億7700万円で着地。医薬品事業の堅調な需要と供給体制の強化が増収につながったほか、利益面では継続的なコスト管理などが寄与した。なお、通期業績予想については従来計画を据え置いている。

 ジャムコ<7408>=上昇加速で底値圏離脱へ。前週末10日取引終了後、25年3月期連結業績予想について売上高を前期比35.8%増の869億円、営業利益を同3.3倍の78億1000万円と発表。配当予想は25円と5期ぶり復配の方針も示し、これを好感した買いが膨らんでいる。同時に発表した24年3月期決算は売上高が前の期比35.5%増の639億9900万円、営業利益が同37.5%増の23億8300万円だった。新型コロナウイルスの鎮静化による航空旅客需要の回復が追い風となった。

 アップルインターナショナル<2788>=一時ストップ高で新値圏へ舞い上がる。同社は国内で仕入れた中古車を東南アジア向けに輸出する事業を主力に展開している。高付加価値化に力を入れ自動車市場の流通活性化に努め、自社の収益拡大に結実させている。前週末10日取引終了後に発表した24年12月期第1四半期(24年1~3月)決算は営業利益が前年同期比55%増の4億8800万円と高変化を示した。第1四半期時点で対通期進捗率が54%に達していることで、これを手掛かり材料に株価の上値を見込んだ投資マネーが流入する格好となっている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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