日本調剤が急反落、調剤システム更新費用など響き25年3月期経常益31%減を計画
日本調剤<3341>が急反落し、年初来安値を更新した。4月30日の取引終了後、24年3月期の連結決算を発表した。前期の最終利益は前の期比42.7%減の25億5300万円となり、計画の43億円を下回って着地した。25年3月期の最終利益は前期比44.9%増の37億円を予想するものの、前期の従来計画を下回る水準。今期の経常利益に関しては同31.1%減の65億円となる見通しを示しており、業況を懸念した売りを促したようだ。
調剤薬局事業と医薬品製造販売事業でそれぞれ減損損失を計上し、前期の最終利益を押し下げた。今期の売上高は前期比9.8%増の3738億円を計画。新規出店の効果を見込む一方、賃金のベースアップや調剤システムの更新に伴う費用計上の影響もあって経常減益を予想する。
出所:MINKABU PRESS
調剤薬局事業と医薬品製造販売事業でそれぞれ減損損失を計上し、前期の最終利益を押し下げた。今期の売上高は前期比9.8%増の3738億円を計画。新規出店の効果を見込む一方、賃金のベースアップや調剤システムの更新に伴う費用計上の影響もあって経常減益を予想する。
出所:MINKABU PRESS