信越化の24年3月期は最終益27%減、半導体市場の調整局面が継続
信越化学工業<4063>は25日の取引終了後、24年3月期の連結決算を発表した。売上高は前の期比14.0%減の2兆4149億3700万円、最終利益は同26.6%減の5201億4000万円だった。シリコンウエハーやフォトレジストを手掛ける電子材料事業では、半導体市場の調整局面が継続した。塩化ビニールなどを手掛ける生活環境基盤材料事業や機能材料事業とともに、減収減益となった。
25年3月期の通期業績予想は現時点で合理的な算定が困難とし、第1四半期(4~6月)の予想を開示した。売上高は前年同期比2.4%減の5850億円、最終利益は同21.9%減の1200億円を見込む。
あわせて同社は、三益半導体工業<8155>に対し株式公開買い付け(TOB)を開始する予定だと発表した。買い付け価格は1株3700円で、完全子会社化を目指す。
出所:MINKABU PRESS
25年3月期の通期業績予想は現時点で合理的な算定が困難とし、第1四半期(4~6月)の予想を開示した。売上高は前年同期比2.4%減の5850億円、最終利益は同21.9%減の1200億円を見込む。
あわせて同社は、三益半導体工業<8155>に対し株式公開買い付け(TOB)を開始する予定だと発表した。買い付け価格は1株3700円で、完全子会社化を目指す。
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