大ガスが後場プラス圏浮上、ディフェンシブ性と今期増配方針が打診買いを誘う
大阪ガス<9532>が後場にプラス圏に浮上した。公益事業を展開するディフェンシブ性が強い同社は3月の段階で25年3月期の業績予想と配当計画を開示している。今期の連結売上高は前期比6.4%減の1兆9860億円、最終利益は同3.4%減の1120億円と減収減益を見込む一方、配当については年間95円の見通し(24年3月期の予想は72円)に引き上げる方針を示している。4月にはインドにおける都市ガス事業の拡大に向けた出資案件についても発表した。リスク回避ムードが高まる地合いにあって、増配計画を示している安心感もあって、打診的な買いが入ったとみられている。
出所:MINKABU PRESS
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