ソフトバンクGが下値模索、ナスダック安と傘下のアーム株下落に追随
ソフトバンクグループ<9984>が下値模索の展開が続いている。3月22日に9386円の年初来高値を付けて以降、5日移動平均線が抵抗ラインとして上値を押さえ、ほぼ一貫して水準を切り下げている。前日の米国株市場ではハイテク株中心に売られる展開となり、ナスダック総合株価指数の下げが目立った。同指数と株価連動性の高いソフトバンクGには向かい風が強い。また、同社傘下の英半導体設計アーム・ホールディングス<ARM>がここ調整色を強めており、前日は続落で3%を超える下げをみせており、これもネガティブに作用している。なお、ソフトバンクGは直近、日本格付研究所(JCR)が長期発行体格付けを1段階引き上げるなど12年ぶりに格上げされ、これを受けて機関投資家向けに総額700億円程度の社債を発行する計画にあることが伝わっている。
出所:MINKABU PRESS
出所:MINKABU PRESS