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来週の為替相場見通し=ドルは底堅い展開か

 来週のドル円相場は、中東情勢の緊迫化が圧迫要因となりそうだがドルは底堅さを維持しそうだ。予想レンジは1ドル=149円50銭~152円10銭。

 中東情勢が混迷を深めるなか、足もとではリスク回避的なドル売り・円買いが出やすくなっている。緊張感が更に高まれば投資家のリスクオフ姿勢が一段と強まることが予想されるが、沈静化の兆しがみえた場合には株式などのリスク資産が選好されるとともにドルに買い戻しが入りそうだ。また、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が3日のイベントで利下げを急がない考えを強調したのをはじめ、年内の利下げに慎重な姿勢を示すFRB高官が相次いでいることから積極的にはドルを売りにくい。10日に発表される3月の米消費者物価指数(CPI)の結果を受け、インフレ再加速の思惑が広がるようだと米長期金利の上昇とドル高が進む可能性がある。

 このほか来週に海外で発表される主な経済指標は、8日に2月のドイツ鉱工業生産、10日に米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の公表、11日に3月の中国CPIと3月の米卸売物価指数(PPI)、12日に3月の中国貿易収支と4月の米ミシンガン大学消費者態度指数・速報値など。国内では8日に2月の毎月勤労統計調査と2月の経常収支、10日に3月の国内企業物価指数、12日に2月の鉱工業生産が公表される。また、11日には欧州中央銀行(ECB)理事会が開催される予定となっている。

出所:MINKABU PRESS

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