昭和産業---船橋工場とRD&Eセンターにおける再生可能エネルギー電力の導入
昭和産業<2004>は29日、太陽光発電設備及びCO2フリー電力の導入により、家庭用製品の主要な製造拠点である船橋工場と主要な研究開発拠点であるRD&Eセンター(千葉県船橋市)の使用電力を実質100%再生可能エネルギーとすることを発表した。
船橋工場では施設内にPPAモデルによる太陽光発電設備を設置し、2024年2月より稼働を開始している。本設備の発電能力は270kW、年間発電量は約500MWhを想定し、CO2排出量を年間約200t程度削減できる見込み。
今回、本太陽光発電で賄っている以外の船橋工場の使用電力、及び併設する研究開発拠点(RD&Eセンター)の使用電力について、2024年4月より全てCO2フリー電力(発電時にCO2を排出しない再生可能エネルギーの証書を活用した電力)に切り換える。これにより、年間約6,900tのCO2削減効果を見込む。
同社グループは、環境目標としてCO2排出量を2025年度までに2013年度比で30%以上、2030年度までに46%以上削減する目標を掲げている。今回の再生可能エネルギーの利用に加え、省エネの推進、燃料転換などを更に加速し、地球温暖化や気候変動等の環境対策を積極的に推し進めることで、引き続き、環境に配慮した活動を行っていく。
《HH》
提供:フィスコ