貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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6098 リクルート

東証P
9,968円
前日比
+144
+1.47%
PTS
9,956.2円
09:36 11/25
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
38.5 9.03 0.24 1.11
時価総額 164,456億円

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イノベーション Research Memo(2):法人営業の生産性向上に貢献するサービスを展開、事業領域拡大にも取り組む


■会社概要

1. 会社沿革
イノベーション<3970>は2000年に現 代表取締役社長CEOの富田直人(とみだなおと)氏によって設立された。富田氏は1987年の大学卒業後、リクルート(現 リクルートホールディングス<6098>)に入社し、テクノロジー系サービスの新規事業に関わる営業に携わってきた。日々の営業活動に従事するなかで、属人的で非効率的な部分が多いと感じ、ITを活用することで効率化を図り、法人営業の生産性向上に貢献するサービスを手掛けたいという思いから起業に至った。

2002年より、テレマーケティング代行サービスやリスティング広告代行サービスなどのマーケティング代行事業をスタートし、2007年に現在の主力サービスである法人向けIT製品の比較・資料請求サイト「ITトレンド」を開発、サービス提供を開始した。その後も2008年に法人向け各種アウトソーシングサービスなどの比較・資料請求サイト「BIZトレンド」を、2010年にクラウド型のMAツール「List Finder」のサービス提供を開始するなど、現在の主力事業をこの時期に相次いで立ち上げている。また、顧客ニーズや市場の競争環境に鑑みて2015年に収益性の低かったテレマーケティング代行サービスから撤退し、リスティング広告代行サービスも譲渡するなど事業の集中と選択を進め、2016年12月に東証マザーズ市場に株式上場を果たしている。なお、2015年7月に(株)日経BP及びリンクアンドモチベーション<2170>を引受先とする第三者割当増資を実施しており、日経BPとは現在も事業面での協業関係にある。

2018年には新規事業としてオンラインセミナー動画プラットフォーム「Seminar Shelf」のサービス提供を開始し、2019年6月には経営の迅速な意思決定とコーポレートガバナンスの強化を目的に、監査等委員会設置会社に移行している。また、同年6月にウェビナーサービス「コクリポ」を手掛ける(株)コクリポ(現 Innovation X Solutions)の全株式を取得して子会社化し、同年9月にはオンラインメディア事業とセールスクラウド事業を会社分割により新設した(株)Innovation & Co.に移管するなど、成長を実現していくための経営体制を整備している。その後も、2020年2月に資産運用コンサルティング業務を行う(株)Horse IFA Partners(現 Innovation IFA Consulting)の株式を取得、子会社化したほか、同年10月にM&A仲介支援業務を行う(株)Innovation M&A Partnersを設立、2022年4月にベンチャーキャピタル投資を行うINNOVATION HAYATE V Capital投資事業有限責任組合を設立した。2023年12月末現在、同社グループは、同社及び同社の連結子会社5社の構成となっている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 永岡宏樹)

《SO》

 提供:フィスコ

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