<動意株・28日>(前引け)=ニイタカ、FDK、キユソ流通
ニイタカ<4465>=3日ぶりに切り返しフシ目の2000円大台回復。同社は業務用洗剤を主力とし、鍋物料理など外食や旅館向け固形燃料でも高い商品シェアを有する。足もとの業績は製品価格適正化の効果が発現しているほか、インバウンド効果による宿泊者数の増加を背景に固形燃料が好調で収益に貢献している。同社が27日取引終了後に発表した24年5月期第3四半期(23年6月~24年2月)決算は営業利益が10億7100万円と前年同期を4割強上回る大幅な伸びを確保した。特に12~2月期だけでみると前年同期比3倍となる急拡大をみせており、これを材料視する買いを呼び込んでいる。
FDK<6955>=上げ足強め3日続伸。27日の取引終了後、24年3月期の連結業績予想の修正を発表した。経常利益予想を2億円増額して6億円(前期比29.5%減)に引き上げたことを評価した買いが入ったようだ。経費削減や販売価格の見直しが奏功するほか、受取利息や為替差益の影響もあり、経常利益は計画に対し上振れする見込みとなった。一方、今期の売上高予想は20億円減額し、630億円(同0.3%増)に引き下げた。ニッケル水素電池と、電子事業の各種モジュールの売り上げが減少する。あわせて同社は包頭富士電気化学の出資持分取得による負ののれん発生益とともに、全固体電池に関する固定資産での減損損失を計上。最終利益予想は据え置いた。
キユーソー流通システム<9369>=大幅高で連日の昨年来高値更新。同社株の1100円台乗せは2022年10月以来約1年半ぶりとなる。キユーピー<2809>を筆頭株主とする食品物流大手で、冷凍冷蔵輸送で強みを発揮する。足もとの業績は料金適正化で利益率が改善し、コンビニエンスストアとの取引拡大などが収益を牽引している。27日取引終了後に発表した24年11月期第1四半期(23年12月~24年2月)決算は営業利益が前年同期比82%増の11億9100万円と大幅な伸びを達成、これを好感する買いが流入した。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
FDK<6955>=上げ足強め3日続伸。27日の取引終了後、24年3月期の連結業績予想の修正を発表した。経常利益予想を2億円増額して6億円(前期比29.5%減)に引き上げたことを評価した買いが入ったようだ。経費削減や販売価格の見直しが奏功するほか、受取利息や為替差益の影響もあり、経常利益は計画に対し上振れする見込みとなった。一方、今期の売上高予想は20億円減額し、630億円(同0.3%増)に引き下げた。ニッケル水素電池と、電子事業の各種モジュールの売り上げが減少する。あわせて同社は包頭富士電気化学の出資持分取得による負ののれん発生益とともに、全固体電池に関する固定資産での減損損失を計上。最終利益予想は据え置いた。
キユーソー流通システム<9369>=大幅高で連日の昨年来高値更新。同社株の1100円台乗せは2022年10月以来約1年半ぶりとなる。キユーピー<2809>を筆頭株主とする食品物流大手で、冷凍冷蔵輸送で強みを発揮する。足もとの業績は料金適正化で利益率が改善し、コンビニエンスストアとの取引拡大などが収益を牽引している。27日取引終了後に発表した24年11月期第1四半期(23年12月~24年2月)決算は営業利益が前年同期比82%増の11億9100万円と大幅な伸びを達成、これを好感する買いが流入した。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS