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外為サマリー:151円40銭台で伸び悩む、介入警戒感が上値圧迫

 26日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=151円37銭前後と前日の午後5時時点に比べて5銭程度のドル高・円安となっている。

 朝方は国内の輸出企業によるドル売りの観測があり、ドル円相場は一時1ドル151円20銭台まで下落した。鈴木俊一財務相が閣議後の会見で為替相場について「行き過ぎた動きには適切に対応する」と述べたことも重荷となった。一方、米長期金利が時間外取引において幾分低下した後、再び上昇基調をみせると、ドル円相場は下げ渋った。もっとも政府・日銀による円買い介入警戒感がくすぶるなかで、上値を追う姿勢は限られ、151円40銭を上回る水準では伸び悩んだ。海外ではイースター休暇前で、国内における新規の売買材料は乏しく、模様眺めのムードも広がった。午後は総じて動意薄の展開となった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0847ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0035ドル弱のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=164円20銭前後と同55銭程度のユーロ高・円安で推移している。


出所:MINKABU PRESS

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