双信電機がカイ気配スタート、台湾電子部品メーカー子会社によるTOB価格にサヤ寄せ
双信電機<6938>がカイ気配スタート。25日の取引終了後、釜屋電機(神奈川県大和市)が双信電機に対し、非公開化を目的に株式公開買い付け(TOB)を実施すると発表した。買い付け価格は1株480円で、双信電機の株価はこれにサヤ寄せする格好となっている。買い付け予定数の下限は202万7024株で、上限は設定しない。買付期間は26日から5月9日まで。TOB成立後、所定の手続きを経て、双信電機は上場廃止となる見込み。釜屋電機は台湾法人で電子部品メーカーの華新科技(ウォルシン・テクノロジー)の子会社。華新科技はグループの経営資源を柔軟に相互活用する体制を整える方針。双信電機は釜屋電機によるTOBに賛同の意見を表明し、株主に応募を推奨した。東京証券取引所は25日、双信電機を監理銘柄(確認中)に指定した。
出所:MINKABU PRESS
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