京急が大幅続伸、トヨタが新東京本社を品川に29年度開業
京浜急行電鉄<9006>が大幅続伸し、昨年来高値を更新した。前週末22日の取引終了後、「(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画」の開発に伴い、土地および建設予定の建物の一部を取得すると発表した。2025年度に着工し、29年度に開業する計画。これに関連し、トヨタ自動車<7203>は京急と共同で建物を建設・運営する新たな契約を締結するとともに、29年度に新たな建物に新東京本社を開業すると公表した。京急に対しては、中期的な事業への好影響を期待した買いが入ったようだ。
京急の取得額は約2200億円を予定。品川駅西口地区の高輪3丁目地区における土地の持ち分の一部をトヨタに売却することに伴う土地譲渡金に加え、負債調達による資金を充当する。京急は24年3月期において、固定資産売却益805億円を特別利益として計上する見込み。今期の最終利益予想は620億円増額し840億円(前期比5.3倍)に上方修正した。政策保有株式の売却による影響も織り込んだ。営業収益と営業利益の見通しは据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
京急の取得額は約2200億円を予定。品川駅西口地区の高輪3丁目地区における土地の持ち分の一部をトヨタに売却することに伴う土地譲渡金に加え、負債調達による資金を充当する。京急は24年3月期において、固定資産売却益805億円を特別利益として計上する見込み。今期の最終利益予想は620億円増額し840億円(前期比5.3倍)に上方修正した。政策保有株式の売却による影響も織り込んだ。営業収益と営業利益の見通しは据え置いている。
出所:MINKABU PRESS