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146A コロンビア・ワークス

東証S
3,605円
前日比
-40
-1.10%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
5.9 1.08 3.05
時価総額 125億円
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来週の株式相場に向けて=バリュー株物色でTOPIXは最高値を視野に

 22日の東京株式市場は日経平均株価が一時4万1000円台に乗せるなど堅調に推移し、連日での史上最高値を更新した。半導体関連株が上昇し、東京エレクトロン<8035>は初の4万円に乗せる場面もあった。ただ、朝高後は半導体関連の主力株は値を消す展開にとなり、後場に入り日経平均株価は一時マイナス圏に転じた。しかし、その後再び買い直され上昇に転じるのが、いまの相場の強さだろう。

 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>は後場に高値圏に買われたほか、トヨタ自動車<7203>など自動車株や三井物産<8031>など商社株、三菱地所<8802>など不動産株が一日を通して底堅い値動きとなった。全体相場は「半導体株と銀行株などバリュー株の循環物色の流れが強まっている」(市場関係者)。そんななか、さすがに買い疲れ感もみえる半導体株に対し、バリュー株が優勢な展開となりつつあるようだ。

 3月に入ってからの日経平均株価の上昇率は4.4%に対して、TOPIXは5.1%。とりわけ、TOPIXは1989年12月につけた最高値(2884.80)に迫っている。日経平均株価の最高値更新には一歩遅れているが、内需株のウエートが高いTOPIXの最高値更新が持つ意味は小さくない。

 来週は3月の年度末を迎え、27日が権利付き最終日、翌28日が権利落ち日となる。配当の権利取り後も銀行などバリュー株が底堅い値動きを続けるかがポイントとなりそうだ。また、その後の配当再投資の動きも注目される。来週は29日引けにかけ、日経平均株価の春の入れ替えに伴うリバランスが予想されている。新規採用のディスコ<6146>やソシオネクスト<6526>、ZOZO<3092>などの動向が注目される。

 上記以外のイベントでは、海外では26日に米3月消費者信頼感指数、28日に米10~12月GDP確定値、29日に米2月個人消費支出(PCEデフレーター)が発表される。29日は聖金曜日(グッドフライデー)で休場となる。

 国内では25日に1月開催分の日銀金融政策決定会合の議事要旨、28日に3月開催分の同決定会合の「主な意見」が公表される。29日に3月東京都区部消費者物価指数(CPI)が発表される。更に3月IPOが本格化する。25日にイシン<143A>、26日にL is B<145A>、ソラコム<147A>、ハッチ・ワーク<148A>、JSH<150A>、27日にコロンビア・ワークス<146A>、シンカ<149A>、ダイブ<151A>、28日にカウリス<153A>、情報戦略テクノロジー<155A>、29日にマテリアルグループ<156A>、グリーンモンスター<157A>が上場する。来週の日経平均株価の予想レンジは3万9800~4万1300円前後。(岡里英幸)

出所:MINKABU PRESS

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