京急が今期最終益予想を上方修正、品川駅西口地区の土地持分の一部をトヨタに売却
京浜急行電鉄<9006>は22日の取引終了後、24年3月期の業績予想の修正を発表した。最終利益予想を620億円増額し840億円(前期比5.3倍)に引き上げた。品川駅西口地区の高輪3丁目地区における土地の持ち分の一部をトヨタ自動車<7203>に売却する影響を織り込む。今期に固定資産売却益805億円を特別利益として計上する見込みとなったほか、政策保有株式の売却による影響も出る。営業収益と営業利益の見通しは据え置いた。
あわせて京急は、「(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画」の開発に伴い、土地および建設予定の建物の一部を取得するとも発表した。25年度に着工し、29年度に開業する計画で、京急の取得額は約2200億円を予定。トヨタへの土地譲渡金を充当し、残りは負債調達を予定している。
出所:MINKABU PRESS
あわせて京急は、「(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画」の開発に伴い、土地および建設予定の建物の一部を取得するとも発表した。25年度に着工し、29年度に開業する計画で、京急の取得額は約2200億円を予定。トヨタへの土地譲渡金を充当し、残りは負債調達を予定している。
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