RIZAPグループ…当面、新たな立会外分売は実施しない方針
RIZAPグループ<2928>は3月15日立会外分売を実施した。この立会外分売の主目的は、東証プライム市場上場に向け、同社株式の流動性を向上させることにあり、この分売により同社株の流通株比率は上昇した。この結果、東証プライム市場の形式要件である流通株式比率35%以上はクリアできる見通しであることから、今後当面の間、新たな立会外分売は実施しない方針。
瀬戸氏は、今回の立会外分売は、単なる創業経営者の資産処分として実施するのではなく、瀬戸氏はその売却資金で、昨年8月に開示された第2回新株予約権を実行する予定。本募集新株予約権の行使により、同社の資本は増加し、財務基盤の強化が実現することとなる。同社は、この資金を、財務基盤強化のための施策ならびに chocoZAP 事業の成長投資に活用する方針。
《FA》
提供:フィスコ