アドテストやレーザーテクが軟調、米半導体株安で慎重姿勢強まる
アドバンテスト<6857>やレーザーテック<6920>が軟調推移。東京エレクトロン<8035>やディスコ<6146>、SCREENホールディングス<7735>など半導体製造装置株が軒並み安となっている。前日の米国市場では2月の生産者物価指数(PPI)が市場の予想を上回る伸びとなったことを受け、米連邦準備制度理事会(FRB)による6月の利下げ観測が後退した。米長期金利に上昇圧力が掛かるなかで、バリュエーション面で割高な水準が許容されていた半導体株には売り圧力が強まり、エヌビディア<NVDA>やアドバンストマイクロデバイシズ<AMD>は株価水準を切り下げ、米フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は1.7%を超える下落となった。東京市場においても半導体関連株に対する投資家の慎重姿勢が強まり、売りが促されたようだ。
出所:MINKABU PRESS
出所:MINKABU PRESS