メイホーHD Research Memo(10):地域社会の発展に貢献
■成長戦略
3. サステナビリティ経営
サステナビリティ経営については、メイホーホールディングス<7369>は特にマテリアリティなどを公表していないが、グループミッション・ビジョンに「地域創生」や「地域における雇用の創出」を掲げ、事業を通じて地域社会の発展に貢献することを目指している。
中長期成長ポテンシャルは大きい
4. 弊社の見方
同社は成長に向けてM&Aを積極的に推進しており、中長期的にグループの規模や収益が飛躍的に拡大する可能性がある。その点で中長期成長ポテンシャルは大きいと弊社では評価している。当面の目標として掲げていた売上高100億円を2024年6月期に達成する見込みとなったものの、M&A関連の一時費用を吸収できるだけの収益規模・基盤に至っていないため、今後はM&Aに加えて、同社の中小企業経営支援プラットフォームによる経営支援の成果として、グループインした企業の「稼ぐ力」の向上(「三段ロケット推進方式」のうち既存事業会社の成長)を実現できれば、同社に対する投資対象としての関心が高まると弊社では見ている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)
《SI》
提供:フィスコ