<注目銘柄>=九州FG、熊本関連で上昇相場続く
九州フィナンシャルグループ<7180>は大勢上昇トレンドの途上にあり、目先の押し目を狙ってみたい。同社は2015年に肥後銀行と鹿児島銀行が経営統合して誕生した地銀で、総資産は地銀全体の中でも8位に位置している。特に地元九州でのシェアは群を抜いており、台湾のTSMC<TSM>の半導体工場建設で経済活性化が際立つ“熊本関連”の一角として脚光を浴びている。実際、国を挙げての半導体設備投資拡大に伴う資金需要や労働人口の増勢は同社に大きな商機となる。
24年3月期の経常利益は前期比4%増の370億円と過去最高を更新する見込みで、続く25年3月期も半導体関連の融資拡大で増益基調が続く公算大。投資指標面でもPBRが0.7倍前後で水準訂正余地が意識される。(桂)
出所:MINKABU PRESS
24年3月期の経常利益は前期比4%増の370億円と過去最高を更新する見込みで、続く25年3月期も半導体関連の融資拡大で増益基調が続く公算大。投資指標面でもPBRが0.7倍前後で水準訂正余地が意識される。(桂)
出所:MINKABU PRESS