あかつき本社---2024年3月期の連結業績予想及び配当予想を修正
あかつき本社<8737>は14日、2023年5月15日に開示した2024年3月期の連結業績予想及び配当予想を修正することを発表。
証券関連事業は、IFA部門を中心とした資金導入ペース、マーケット環境に大きな変化がない前提のもと、前回予想より営業収益及び各段階利益は増加する見通しである。不動産関連事業は、中古マンション買取再販・リノベーション事業にて、物件の仕入・販売環境に大きな変化がない前提のもと、前回予想どおりの営業収益及び各段階利益となる見通しである。高齢者施設開発事業は、追加の施設売却は見込んでいない。
これらの状況から、2024年3月期連結業績予想値は、営業収益450.00億円(前回予想7.1%増)、営業利益30.00億円(同30.4%増)、経常利益34.00億円(同47.8%増)、税金等調整前当期純利益34.00億円(同47.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益22.00億円(37.5%増)に上方修正する。
同社は、DOEで年間4%以上の水準を維持し、単年度のROEが4%を上回る場合に、その超過する部分の一部または全部を原資とし、追加の配当支払いまたは自社株買い等による株主還元を行うことを基本方針としている。
2024年3月期通期連結業績にて親会社株主に帰属する当期純利益の増加を見込んでいることから、期末配当予想を前回予想より2円増の1株当たり11.50円に修正する。中間配当の9.50円と合わせ、年間配当は1株当たり21円となる。連結純資産配当率(DOE)は4.3%となる見込みである。
《HH》
提供:フィスコ