アドテストはじめ半導体製造装置関連が一斉高、エヌビディア好決算受け人気再加速
アドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>をはじめ半導体製造装置の主力銘柄が軒並みカイ気配スタートと物色人気化の様相を呈している。注目された米画像処理半導体大手エヌビディア<NVDA>の11~1月決算は売上高が前年同期比3.7倍と急増し事前予想を大きく上回った。また、2~4月期の予想についても市場コンセンサスを上回る内容だったことで、同社の株価は時間外で大幅高に買われている。生成AI市場の急拡大でデータセンター向け半導体需要が高水準に推移、収益を押し上げる格好となっており、改めてマーケットの耳目を驚かせた。これを受けて、GPU用テスターでエヌビディアと強固な取引関係を有するアドテストのほか、精密加工装置で商機拡大が期待されるディスコなどにも買いが集中、東京エレクトロン<8035>、レーザーテック<6920>、SCREENホールディングス<7735>なども一斉高に買われる展開となっている。
出所:MINKABU PRESS
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